具だくさんスープは栄養もあるし満腹になるので最適メニューなんですが、満腹になってもすぐにお腹が空くのが問題なんだそうです。だから、晩ご飯の後しばらくするとパンを食べたくなると言うんですが、家の中にパンが無いのですから食べたくなっても食べられません。
仕方がないのでお茶を飲んで我慢する。そして、お腹が空いてきて我慢が出来なくなる前にさっさと寝る。そういうのを1ヶ月ほど続けて体重が3キロ減ったそうですよ。
「やっぱり体重が増えたのはヒロコのせいだったなあ」と夫は言いました。美味しいものを作り過ぎるのが良くないそうです。
しかしね、パンや甘いものを我慢をし過ぎると食べたい気持ちがエスカレートしてしまい、一気にどか食いをしてリバウンドするというパターンを繰り返して来ていますので、時々甘いものを作ってあげています。
作るのは「アガーアガーパウダー」を使ったゼリー系のデザートです。
どこのアジア食品店でも売っているゴールデンカップ(Golden Cup)のアガーアガーパウダーを使っていますが、出来上がったゼリーの食感とか使用量から判断して、これは粉寒天とほぼ同じものだと思いますよ。
このアガーアガーパウダーは細かい粉末なので簡単に水に溶けます。型抜きしたい場合は2カップ(500ml)の液体に対して小さじ1&1/4杯(約4グラム)がちょうど良い固さになるようです。
グラスで固めるならもっと柔らかくしても大丈夫ですが、2グラムでは柔か過ぎてトロトロです。3グラム(小さじ1杯)くらいが良いように思います。
先日カボチャを蒸した時に、蒸していることを忘れてしまって20分くらい余分に蒸しちゃって柔らかくなり過ぎたのがあったんですが、それをペーストにしたのと牛乳でゼリーにしたら美味しいのが出来ました。砂糖も普通に入れて甘くしたので、たくさん食べなくても満足出来るゼリーです。
上の写真ではメープルシロップをかけています。メープルシロップとカボチャは良く合いますよね。
作り方を紹介しましょう。
<材料> *オーストラリアの1カップは250ml
蒸してピューレ状にしたカボチャ 1カップ
*注意: ケントパンプキン(Kent Pumpkin)というカボチャは、蒸すと甘くなるし、なめらかなピューレになるのでオススメです。日本のホクホクしたカボチャで作るとゼリーが固めになるかもしれません。
砂糖 大さじ4(1/4カップ)
塩 1つまみ
アガーアガーパウダー(粉寒天でも大丈夫だと思う) 小さじ1&1/4(約4グラム)(柔らかめのゼリーにする場合は小さじ1)
牛乳 1カップ
クリーム(無かったら牛乳) 1/2カップ
バニラエクストラクト 小さじ1/2
<作り方>
1.柔らかくなるまで蒸したカボチャをハンドブレンダーなどでなめらかなピューレ状にする。冷たい場合は電子レンジで温めておく。
2.鍋に砂糖、塩、アガーアガーパウダーを入れて混ぜ合わせ、牛乳を加えて良く混ぜる。クリームとバニラも加えて良く混ぜたら、火にかけて沸騰させる。(しょっちゅう混ぜながら加熱してください。牛乳ですから底が焦げ付きます。)
3.温めたカボチャのピューレを加えて良く混ぜ、ケーキ型、ゼリー型、グラスなどに注ぐ。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして固める。(私は15センチの四角いケーキ型を使いました。)
4.固まったら好みの大きさに切って、好みでメープルシロップやカラメルソースなどをかけて食べる。
昨日は豆乳ゼリーを作りましたよ。アガーアガーパウダーは少なめの小さじ1にして柔らかめのゼリーにしました。上にかけているのはコーヒーシロップです。
この豆乳ゼリーは甘くしませんでした。豆乳に甘みがあったし、バニラのような香りもついていましたから。コーヒーシロップをかけて食べたので、甘くなくても十分美味しかったです。
作り方は、豆乳2カップにアガーアガーパウダー小さじ1を加えて煮溶かしただけです。低カロリーですよ。
3キロも痩せたと言うんですから、引き続き食べ物に気をつけて体重2桁を達成してもらいたいです。そのためには、我慢し過ぎないことが大事です。