2024年11月26日

第1関節が曲がったまま

「ヘバーデン結節とは」という記事で触れましたが、私の右手の人差し指と中指の第1関節が変形して来ています。

中指の第1関節には小さな硬いコブが出来ていて少し赤く腫れています。何かに当たると痛いです。人差し指には突起が出来ています。こうした特徴から「ヘバーデン結節」だろうと自己診断するわけですけど。

「ヘバーデン結節」は、関節に繰り返される「トラウマ」(負荷のかけ過ぎ)が原因ですから、強い負荷をかけるようなことは極力したくないんですが、鍋を洗うにもバスルームの掃除をするにも、とにかく右手のこの2本の指は使わないわけには行きません。

最近一番困っているのはキッチンの水道。


古いデザインのシンクと短くて低い蛇口には慣れましたけど、見てお分かりのように水栓が古いタイプで、ひねらなくちゃあいけないんです。

最近水漏れがひどくなったのでパッキンを新しいと交換して掃除もしたのにポタポタ漏れるので、きつく締める必要があるんです。きつく締めたら水を出す時に相当な力を入れて水栓をひねらなくてはいけません。

この水栓を毎日何度も強い力でひねり続けているわけで、「ああ、これも指に良くないんだよな」と思いながら赤く腫れた中指の第1関節を見た時、ふと横からも見たんです。

そうしたらなんと、

中指の第1関節は曲がったまま!

真っ直ぐしようとしても真っ直ぐにならないのよ!

高齢の方がこういう指をされているのを何度も見たことがありますが、自分の指がそうなって来ているのを見るのはいい気持ちはしません。


正直なことを言うと、水栓をレバー式に変えたいと思っているんです。出来ることなら、以前住んでいた家で使っていたこの蛇口に変えたいです。


これはキッチンの工事をした時に、よい機会だからということで自分で選んでバニングス(ホームセンターの名前)で買って来て付けてもらったんですが、棒1本で温度調整も水量調整も簡単に出来るので、水を出したり止めたりするのに指に力を入れる必要が無いんですよ。というか、指を使う必要も無いんです。

そんなに高いものではないのですよ。でも、この家のキッチンには付けられないんです。この家の水道は、冷水と温水の配管が別々になっているからです。これを付けるためには配管工事が必要なのですよ。これが高く付くんです。

オーストラリアのプラマー(水道管排水管工事業者)は非常に時給が高いことで有名です。100から200ドルですよ。以前住んでいた家で水道管が割れたのを修理してもらった時は、直すのに30分もかからなかったですけど、修理料金は330ドルでした。

それに、シンクのデザインが温水と冷水の水栓が別々のタイプですからね、混合栓に変えるにはシンク自体も変えないといけません。

キッチンの窓に日除けのオーニングを付けてもらうことにしているので、かなりの費用がかかるはずですから、蛇口のことなど夫には相談出来なくてね。

せめて水栓をひねるタイプじゃあなくてレバー式に変えると楽かもしれないなあと思ったりしているんですが。

きつく締めてもポタポタ水漏れすることは、もちろん夫は知っていますよ。パッキンを交換しても漏れるんだから、私はこの家の管理をしている不動産屋に頼もうと言ったんですけど、夫は同意しないのです。

オーブンのドアが壊れた時もそうでした。不動産屋に頼まずに、夫は自分で交換部品を取り寄せて自分で直しました。費用は全額自己負担。

私達は毎週6万円近い家賃を払っているんだから修理を頼む権利はあるんですけどねえ。

まあとにかく、いつまで住むか分からないこの家にあれこれお金を使うのは我慢した方がいいでしょう。


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