英国BBCのウェブサイトで、日本で巨大地震注意情報が出たという記事を見ました。何のことだろうかと思ったら南海トラフ地震に関する臨時情報を気象庁が発表したというので、いよいよ近づいたかと緊張しましたよ。
対象地域にお住まいの皆さんはご心配なことだと思います。
南海トラフ地震は、100年ぐらいに1回の頻度で起きているんだそうですね。津波よりも強い揺れによる被害の方が心配されるそうですが、日本の皆さんのことですから自治体はしっかり準備が出来ているんでしょうけど。
個人の場合には、準備をしておかなくちゃあいけないと思いながら出来ていない方もいらっしゃるでしょうから、この注意情報を機会に備えをしてください。
私が住んでいるメルボルンには台風も来ないし地震もないし大洪水の心配もないんですけど、地域によっては森林火災という心配があります。
私達家族は、燃えやすいユーカリの木に囲まれた森林火災のリスクの高いエリアに住んでいましたから、もしも火災が発生したらどうするかということを家族で何度も話題にしました。
火災の場合は出来ることが限られますが、突然起きませんから時間の余裕があります。私達の選択は早めに避難することでしたが、問題は子供達が学校に行っている間に避難しなくてはいけなくなったらどうするかでした。
避難経路の関係で子供達を学校に迎えに行けなかった時はどうするか。どうやって連絡を取り合うか、連絡が取れなくなったらどこで落ち合うか、そういうことを決めておくことが大事でした。
地震の場合は話が全く違います。
突然発生するわけですし、建物の倒壊など命に関わる危険があるわけですからね。強い地震が起きた時に屋内・屋外・車内それぞれの場所でとるべき行動を再確認しておくべきでしょう。
台風が接近している時や大雨が降っている時に地震が起きる可能性もありますね。様々な状況で、どこにどうやって避難するかを知っていないと、いざという時にパニックになります。
幼いお子さんや高齢者あるいは障害を持つ家族がいらっしゃる皆さんは、特に大変だと思います。しっかり計画を立てて準備をしておいてくださいよ。
避難場所に必要な支援がすぐに届かない場合もあるわけですし、女性の皆さんはいつでも余分の生理用品を準備しておいた方が良いと思います。
どうぞ地震が起きませんようにと祈るわけにはいきません。近いうちに起きると分かっていることですから。しかもそれは巨大地震で、広範囲に渡って長時間揺れると分かっているんですから、備えるしかないわけです。
首都圏直下型地震もいつ起きても不思議ではないと言われていますが、こうした予測されているもの以外にも、強い地震は毎年発生しています。
準備をしておかなくちゃあいけないと思いながらしていなかった皆さんは、早速今日から始めてください。
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