目がまわっていたと言っても、回転性の目まいのヴァーティゴ(Virtigo)とは違って回転はしていなかったんです。ふわんふわんした感じで、時々バランスを崩してふらつくのです。頭を動かすと立ちくらみのようになります。
耳石のかけらが三半規管に入っているんだろうと思いましたので、例の「エプリー法」(Epley Maneuver)というのを再びやるしかないと思っていた時ですよ。
夫からメッセージが届いたんです。
「めちゃくちゃ寒い!マフィンかシナモンスクロールか何か焼いて持って来てくれませんか?」
確かに昨日の朝は、気温は氷点下1度。夫が勤めるツールショップには暖房が無いので寒いことは寒いだろうとは思いましたけど、寒いからマフィンかシナモンスクロールを焼いて持って来てくれとはどういうこと?
朝からそんなものを焼く元気はなかったのですけど「したくない」とは言いにくく、目がまわっていることを理由に察してもらおうと思って返信しました。
「今朝はすごく目がまわっているのよ。カップケーキくらいなら作れるかもしれないけど…」
「おお、サンキュー!」
「目がまわっているのなら無理しなくてもいいよ」と言ってくれるかと思ったけど、察して欲しいと期待するのは無駄であるということを忘れていましたよ。はっきりと「目がまわっているから出来ません」と返信するべきでした。
「サンキュー!」とメッセージを送って来たうちの夫はもうスタッフの皆さんに「カップケーキが来るぞ!」と宣言してしまっているはずでしたから、もう頑張って作るしかありません。
カップケーキは簡単ですからね、目がまわっていても作ろうと思えば作れますから作ったんですよ。特に甘いやつを作ろうと思って、ホワイトチョコレートとブルーベリーのカップケーキを作ることにしました。
しかし、ホワイトチョコチップなんていう良いものは無かったので、料理用ホワイトチョコのブロックを包丁で切らないといけなかったんですよ。それが一番大変でした。
これはウェブサイトに載せている写真。
レシピに書いているよりも多めにホワイトチョコレートを入れたので、相当甘かったですけど、寒さで震えている皆さんにはそのくらい甘いのがちょうど良かったでしょう。
車の運転はしたくなかったし歩いて行くのも転びそうで不安だったので、息子に持って行ってもらいました。
次回は「したくない」とちゃんと言います。
ところで、耳石のかけらを三半規管から出す「エプリー法」ですけど、頭の動かし方が左右2種類あって、どちらを向いた時に目がまわるかで動きを決めないといけないんですが、左右どっちなのかがよく分からないんです。
「エプリー法」を初めてやった時には天井がぐるぐる回ってすごいことになって、吐き気がひどかったのでベッドに行って寝たら、目が覚めた時に目まいは治っていたんですけど。
その後もやっぱり目が回るんです。耳石のかけらって、三半規管から出ても繰り返し侵入するものなんですかねえ。「エプリー法」は、左右が間違っているのか今一つ効果が出ていません。
今日は、NHKのウェブサイトで紹介されていた「耳石くずし体操」というのをやってみます。この体操は、耳石のかけらを動かすことで影響が出ない大きさに崩すことが目的だそうですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿