昨日は、うちの夫に付き添って医者に相談に行きました。
いつも診てもらっているリム医師は休暇を取っておられたので、リム医師よりも若そうなT医師に診てもらいました。
服用している薬の新しい処方箋が必要だったから行ったのですが、よい機会なので腎臓の件も相談することにしていました。私も一緒に診察室に入りました。いつもなら駐車場で待っているんですけど。
夫の最大の問題は、血圧を下げる薬を2倍の量にしてから3週間も経つのに血圧が下がらないことと脚のむくみです。3週間前の検査でたんぱく尿が出ていると言われたことも話しました。脚の痒みは気にならなくなっているそうですが、もちろん話しました。
若いT医師は、夫の病歴や昨年の腎臓摘出手術からこれまでの経緯を時間をかけて読み、夫が服用している4種類の薬以外に何か飲んでいないかを確認してから、まずは血圧を測ってみましょうということになりました。
最高血圧が127mmHgで最低血圧が75mmHgでした。
何だそれ!
正常値じゃないですか!
「え?どういうこと?」夫も私もびっくりしました。こんな値が出たことは、昨年の摘出手術以来一度もなかったんです。病院で測った時だって、これまでずっと高かったんですから。
T医師のオムロン血圧計が不正確だったか、私達の家庭用オムロン血圧計が不正確だったか、血圧が突然下がったかのいずれかですよ。
次に脚のむくみを確認しました。夫の脚は全くむくんでいませんでした。
何だそれ!
「いや、昨夜はですね、指で押したらへこんだまま元に戻らなかったんですよ」と言いながら、夫はその時に撮った写真を見せました。T医師は「うーん…」とうなりました。
T医師がおっしゃるには、脚のむくみは夫が服用している血圧を下げる薬のよくある副作用なんだそうです。そこで、これから2週間薬を止めてみましょうとおっしゃいました。薬の副作用でむくんでいるのかどうかを調べるためです。
薬のせいでむくんでいると分かったら、対応策を考えるそうです。2週間薬を止めている間に血圧が異常に高くなったら、すぐにT医師に相談します。
それから、うちの夫はツールショップに勤めていて一日中立ちっぱなしの仕事なわけですが、脚がむくむようになってからは靴を履いている部分の足の疲れと痛みが耐えがたいということで、ポダイアトリスト(Podiatrist)と呼ばれる足病専門医への紹介状が欲しいということも話したのですけど、その件については腎臓移植プログラムの医者と相談するとおっしゃいました。
足病専門医の治療は、普通はメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされません。歯科医療がカバーされないのと同じように。
しかし、夫の場合はメディケアで一部負担してもらえるような治療体制を準備できる可能性があるということなんです。
腎臓移植プログラムの医者と足病専門医とT医師のようなGP(一般家庭医)の3者がチームで治療をおこなうプログラムみたいなのを作ると、治療費の負担が少なくて済むそうなんですよ。
ありがたくお願いしました。
血圧がまさかの正常値ということでなんだか拍子抜けしたんですけど、薬を2週間止めて血圧と脚のむくみを観察し、結果が分かってから対応策が決まることになりました。
若いT医師には、大変良い印象を受けましたよ。リム医師と同じく中国系の方でした。メルボルンの医療関係プロフェッショナルは中国系の人が多いですけど、おっしゃることがいちいち納得出来て、この人は信用出来ると思わせるお医者さんでした。
私は引き続き減塩に取り組みます。
もしかしたら、減塩の効果がついに現れたのかもしれませんからね。もしそうなら、私は嬉しいです。これからも頑張ろうと思えます。
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