2024年6月23日

ごみ屋敷問題が発覚

仕事が休みだった水曜日、うちの息子にトラックを運転してもらって午前中は店舗間の商品の移動、午後には片道1時間もかかる所まで商品を配達に行ったうちの夫ですが。

配達した商品は建築現場で使う足場材だったんですが、一部に不良品があったそうなんです。それで、仕事が休みだった昨日の土曜日に交換する商品を届けに行ったんですよ。

そういう仕事は休みの日を使ってするしかないと言うんですけど、宅配業者を使えばいいじゃあないですか?

交換する商品を届けに行くと言ってもね、うちの夫はもう車の運転が出来ないんですから自分では行けないんです。誰かがトラックを運転してあげなくちゃあいけません。

昨日はうちの息子は運転が出来ませんでした。じゃあ、誰がトラックを運転したのかと言いますと、

私ですよ、私!

しかも、我が家のガレージに置きっぱなしだったトレーラーを義母の家の牧場に置いておくために、再びトレーラーを牽引しての運転です。

「ホントにもう勘弁してもらいたいです」と度々このブログに不平を書いていますが、あまりに頻繁にやっているのでトレーラーを牽引してのトラック運転にも慣れちゃってね、このおばちゃんはもう結構へっちゃらなんですよ。

助手席に座る夫も私の運転に慣れたんでしょうか、携帯でメッセージを見たり書いたり、時には居眠りをしたりもするのでございます。以前は緊張して、自動車教習所の指導員みたいに常に指示を出し続けていたのに。

トレーラーは、夫の父親が売りに出していた家(買い手は見つかったけどまた売れてはいないらしい)に置いたままにしている道具や機械の移動に必要ですが、それが終わったら売るそうです。それまで義母の家の牧場に置いておくんだそうです。

ということでトレーラーを牽引して行ったんですけどね、牧場ではびっくりすることがあったんです。

牧場がごみ屋敷化していたんですよ!

義母の家には時々行きますが、牧場に行くことはめったにありません。牛を飼っていた頃に牧草を保管していたしていた大きな小屋があって、その横に義母のパートナー(事実婚の夫)の巨大な作業小屋(普通の家1軒分以上の大きさ)があるんですけど、その周辺がすごいことになっていたんです。

私達が持って行ったトレーラー以外に、小さいのも含めてトレーラーが6台もありました。どうしてそんなにたくあんあるんでしょうか。手押し車も数台転がっていましたよ。

まだ使用可能なのかどうか分からない用途不明の機械もたくさんありました。

そうした物以外に、ペンキが塗ってある廃材の木材、トタン板、雨樋、ワイヤーフェンスなど、おそらく現在義弟が家を建てている場所にあったコテッジを解体した際に出た廃材が山積みになっていました。

普通はそういうものは解体した時に廃棄しますけどね、義母達は捨てずに牧場に運んで、種類ごとに分けて積んでおいたのです。

古タイヤもたくさん積んでありました。

どれも何かに使おうと思えば使えるんでしょうが、実際には使い道の無いものばかりです。牧場が広いので、いわゆるごみ屋敷のようには見えませんけど、ものすごい量だったんです。

義母のパートナーは、エンジニアでした。普通の人にはごみにしか見えないような物から自動車を作ったりすることを趣味としていました。そういう人ですからね、彼の巨大な作業小屋は道具や物で溢れているわけなんですけど。

草の上に転がっていた錆びた古い車のボディーが、ピカピカの車に変身したりするのを見て来ました。彼は廃材からエンジンを自分で作ったりもしていたのです。だから、たとえ私にはごみにしか見えなくても一概には言えないんですが。

少なくとも解体した家の廃材はごみですよ。きっと義母が捨てたくないと言ったんだろうと思います。

義母は物を持ち過ぎています。食器だけでも何十人が一度に食事が出来るほどの数を持っています。物がたくさんあり過ぎると分かっていても処分することが出来ない人です。

パートーナーは、彼なりの理由があって物をもらって来たり買って来たりして収集します。増えていくものを処分する気にはならないようで、どんどんため込んでいるわけです。

エンジニアだった頃の習慣で、何でもきちんと種類分けして整理してありますよ。牧場の草の上に置かれている物だってそうです。無造作に投げ散らかしてはいません。しかし、量がすごいのです。

いつの間にこんな事になっていたのかと、うちの夫と私はその場に立ちつくしました。いつかは誰かが片付けなくちゃあいけない時が来るんです。

うちの夫は、正直な話、義母とパートナーが元気なうちはどうしようもないと言っていますが、夫は数年のうちに目が見えなくなるんですから、片付けをするのは夫以外の誰かになりますね。


私達は、昨年の引っ越しの際に持ち物を大幅に減らしました。私の持ち物はもうわずかしかありません。

夫が作り出したごみ屋敷にあった物はほとんど捨てましたが、引っ越しの時には処分できずに持って来た道具や機械も、これから処分して行くと夫は言っています。

今まで何度もそういうことを言いましたけど、今度は本気でしょう。長年大事に使っていたトルメックの水冷式研磨機一式を先日売りましたしね。

義母とパートナーには、自分達の大量の持ち物をこのままにしておくと、いつか誰かが処分しなくてはいけなくなるということを考えてもらって、元気なうちに持ち物の整理をしてもらいたいのですけど。

少なくとも、解体した家から出た廃材は捨てて欲しいです。捨てるのはもったいないと思う気持ちは分かりますが、鶏小屋でも作る以外に使い道は無いですよ。


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