チアシード(チアの種)は、胡麻をポピーシード(ケシの種)くらいの大きさにしたような見た目の小さな種ですが、胡麻と同じように白いのと黒いのがあります。
チアはシソ科の植物だそうですが、確かに種は同じような大きさです。
チアシードは、水分と混ざると表面がゼリー状に膨らんでカエルの卵のような見た目になります。
この性質を利用して作る「チアシード・プディング」というのが人気がありますよね。私は牛乳と混ぜて作ります。豆乳でもアーモンドミルクでも、好きなミルクと混ぜるといいです。
甘みのために私はメープルシロップを少し加えます。ハチミツや砂糖や他のシロップも試しましたけど、メープルシロップが混ざりやすいし味が一番スッキリします。
種は底に沈みますから、時々混ぜながら5分くらい置いておくととろみが付き始めます。これを冷蔵庫に2時間以上入れておくとプリンのような状態になるのです。
プディングの硬さは混ぜるチアシードと牛乳の割合次第です。私は少し硬めが好きなので、1/2カップ(125ml)の牛乳に大さじ2杯と半分くらい入れます。ブルーベリーやイチゴを加えると美味しいです。
一昨日、これをうちの夫のために作ったんですよ。
夕方お腹をすかせて仕事から帰って来ると、晩ご飯を食べ過ぎる傾向がありますし、帰宅してすぐに晩ご飯が食べられない時は、晩ご飯の前だというのにトーストを焼いて食べたりデザートの残りを食べたりしますからね。
帰宅してすぐにこのチアシード・プディングを食べてお腹がふくれると、晩ご飯はたくさん食べられないはずですから、食べ過ぎ防止に有効だろうと思ったわけです。
シアシードの健康上の利点についてはまだ十分な研究がされていないとは言え、多様な栄養素を豊富に含んでいることは確かです。食物繊維やオメガ3脂肪酸が豊富だと言われています。高血圧にも効果があるとも聞きます。
とにかく、私の場合はチアシード・プディングを食べるとお腹がふくれて、しばらくは他に何か食べたいとも思わなくなるので、夫の食べ過ぎ防止に役立つと思ったんですよ。
その日の晩ご飯は、減塩に挑戦して作った和食でした。「白ご飯、具だくさんのお汁、焼き鮭、和風サラダ」という献立でした。
帰宅してすぐにキッチンにやって来て冷蔵庫を開ける夫に、私はチアシード・プディングを食べてもらいました。夫は気に入ったようでした。
それでお腹がふくらんだはずでした。
しばらくして晩ご飯が出来上がりました。まずは具だくさんのお汁から食べてもらいました。チアシード・プディングでお腹がふくらんだ後に具だくさんのお汁をボウルいっぱい食べたら、もうお腹はパンパンのはずですよ。
お汁を食べ終えて大いに満足した様子だった夫ですが、すぐに白ご飯と鮭を取りに行きました。
お腹はパンパンのはずなのに、白ご飯と焼き鮭を普通に食べ、サラダは少しだけ食べて、
「あ〜お腹いっぱい!食べ過ぎた!」と言いましたよ。
鮭は3人分だから3切れ焼けば良かったんですが4切れ焼いておきました。残る1切れで私はおにぎりを作るつもりだったんですけど、フライパンは空っぽになっていました。夫が2切れも食べていたのです。
食べ過ぎを防ぐためのチアシード・プディングのせいで、余計に食べ過ぎてカロリーも余分に摂りました。
晩ご飯の後、居間でニュースを見ていましたが、しばらくすると再びキッチンに行って、紅茶とケーキを持って居間に戻って来ました。1切れだけケーキが残っていたのです。
まだ食べるのか?
どんな大きな胃をしているんでしょうか。信じられませんでしたよ。
食べ過ぎ防止にチアシード・プディングを仕事から帰ってすぐに食べさせるという私のアイデアは、考えが甘かったですね。もう作りません!
ホントにねえ、食べる量を減らさないといけないという意識が欠けていますよ。毎日私が減塩に取り組んでも血圧が下がらないのは、食べ過ぎが影響しているんじゃあないでしょうかね。
昨夜は脚のむくみがひどかったとショックを受けていました。指で押すとへこんだまま元に戻らなかったんですって。
おいおい…
問題が悪化しないように、自分で出来ることは何でもしなくちゃあいけませんよ。食べ過ぎないというのは、簡単に自分で出来ることでしょう。
今日は、私も付き添って医者に相談に行くことになっています。
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