2024年4月7日

ただのうっかりならいいけど

夏時間が終わりました。日本との時差は1時間に戻りました。

うちの夫が仕事に出る時間は真っ暗だったのが、少しマシになりました。

仕事に出る前に、夫が「ジャンプスターター」というものを充電しようとしていました。「ジャンプスターター」というのは、携帯可能な小型のバッテリーです。

車のバッテリーが上がってエンジンがかからない時にエンジンをかけるために常備しているんですが、非常時用のバッテリーとしても使えます。充電用コードの接続口がいろいろ付いていますから、停電の時に携帯電話を充電するのにも使います。

この「ジャンプスターター」をうちの夫は一体何に使ったのか知りませんが、土埃にまみれていました。残量が減ったので充電しておこうと思ったんでしょうが、「ジャンプスターター」の黒い収納バッグには充電用のコードだけが入っていませんでした。

黒い充電コードを黒い収納バッグから見つけるのは、普通の視力の人なら問題ありませんけど、目が見えなくなって来ているうちの夫には問題です。良く見えないらしくて、手で触りながら探していました。

「充電コードは入っていないわよ」
「じゃあどこにある!」
「最後に充電した人が置いた場所にあるでしょう」
「それは良いアドバイスをありがとうございます」

夫は機嫌を悪くしたまま仕事に行ってしまいました。

しばらくして起きてきた息子にこの件を話しました。最後に充電したのは私ではありませんが、私だったら使った充電コードは必ず収納バッグに元通りに戻します。可能性としては夫か息子のどちらかです。

息子は自分ではないと言いましたが、見つけないと困ると思ったんでしょう。探すためには、「ジャンプスターター」の充電コードがどんな形をしているかを知っている必要があると言って、うちの夫が勤めるツールショップのウェブサイトで調べました。

商品の写真を見てコードの形状が分かってから探し始めたんですが、すぐに見つけました。

どこにあったと思います?

夫のベッドの横にあるベッドサイドテーブルの上です。夫は、「ジャンプスターター」の充電コードを自分の携帯電話の充電に使っていたのですよ。接続口の形状が同じだったのは驚きですが、明らかに携帯電話用ではないのにどうして?

夫の持ち物が行方不明になったり見つからなかったりすることは日常茶飯事なんですけど、目がよく見えていませんから夫には見つけられませんので、いつも私が探すんですけどね、今回は息子が見つけました。

夫は「ジャンプスターター」の充電コードを携帯電話の充電に使っていたことに気がついてもいませんでしたよ。

忘れ物を頻発することもそうですが、ちょっと心配になるようなエピソードの連発です。

記録としてブログに書いておくことにします。


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