駐車のことでいろいろあって、息子と私にとっては後味の悪いイベントになってしまったんですけど、ウエスト・ビーチ・パヴィリオンというレストランは食べ物に関しては大変がっかりでした。
砂浜に建っていますし眺めは素晴らしいのですよ。ウェブサイトで見ると素敵なレストランに見えるんですけど、出てきた料理で一番美味しかったのは、チップス(ポテトのフライ)というのが正直なところでして。
トイレのドアも壊れていたし、あのレストランはオススメできません。
それはともかく…
昨日の水曜日、今度は義母(夫の母親)とそのパートナー主催の食事会があったので行って来ました。平日の水曜日を選んだのは、今週はうちの夫が仕事が休みなのは水曜日だけだったからです。
ドバイ在住の義妹がパートナーと一緒に先月から義母宅に滞在中なんですけど、来週からタヒチにクルーズ旅行に行くそうなので、今週しか食事会のチャンスが無いということで義母が計画したようです。
食事会の場所は、ヤラバレーにあるワイナリー「セント・ヒューバーツ」(St Hubert's)のレストランでした。大変人気があるらしくて、水曜日だというのにランチタイムは大勢の人で賑わっていましたが、
私はオススメできません…
私達は義弟と話があったので少し早めに着いて、ワインの試飲ができるワインセラーで話をしたんですけど、うちの夫が注文して飲んでいたこのワイナリーのシャルドネという白ワインを味見させてもらったらですね、とっても酸っぱかったんです。
それが悪印象の始まり。
レストランは大賑わいだったんですが、音楽がうるさ過ぎて会話の声が聞こえないほどなんですよ。だから皆んな大声を張り上げて喋っていたからでしょう、人々の話し声も響いて余計にうるさくて聞こえないという状況です。
こういう騒音の中で聞こえてくる英語というのがね、私には大変聞き取りにくいのです。静かなら聞き取れる英語も、騒音の中だと騒音の一部になってしまってワケが分からないっていう感じになるんですよ。
ああいうのを「ヴァイブラント」(Vibrant)つまり「活気がある」と感じる皆さんもいらっしゃるのでしょうけど、私にはうるさ過ぎて頭痛がしそうでした。
出てきた食べ物は悪くはなかったんですけど、何が一番あっけにとられたかと言うと、注文したプロセッコです。
このワイナリーのシャルドネは酸っぱいと分かったていたし、スパークリングワインは造っていなかったので、私はプロセッコというイタリア産のスパークリングワインを注文したんです。
義母と義妹もスパークリングワインが良かったので、義妹がプロセッコをボトルで注文したと思っていました。
ところが待てど暮らせどプロセッコだけが出て来ないんですよ。
やっと出てきたプロセッコですが、ボトルで注文したスパークリングワインは、普通はテーブルに持って来てから留め金を外してコルクを抜くものですよね。
ところが、出てきたプロセッコは、水とか麦茶とかを入れておくのに使うような広口の水差しで出て来たんです。
何だそれ!
そんなことで苦情を言ったりしない私達は、その広口の水差しで出てきたプロセッコをそれぞれのグラスに注いでいただきましたけど。
どうしてボトルで出さずに、わざわざ水差しに移し替えて持って来るんでしょうか。
スパークリングワインというのは炭酸が重要なんでしてね、グラスに注いだ時のシュワシュワっとした気泡が命なのに、水差しに移し替えているから、飲む時にはすでに炭酸がかなり失われているわけですよ。温度も上がっているし。
「セント・ヒューバーツ」(St Hubert's)はツアー客に人気があるみたいですしグーグルのレビューも良いのですけど、私はもう二度と行かないでしょう。
一番の理由は、うるさ過ぎてテーブルのすぐ前に座っている人と話すのにも大声を張り上げる必要があったことですが、うちの夫も人の話を聞き取るのに苦労したと言っていました。
そして、夫にはもう一つ別の問題がありました。おトイレがですね、黒いドアに黒いサインで照明も落としてあるので、目の悪いうちの夫はドアやサインが見えなくて、入るのに苦労したんだそうです。
大変人気がある場所のようですけど、評価する理由は人それぞれ。
私達夫婦にとっては、「うるさ過ぎる」「スパークリングワインを水差しに移して替えて持って来る」「目が悪い人にトイレが分かりにくい」「このワイナリーで作っているシャルドネが美味しくない」という理由で、評価は低いです。
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