2024年3月3日

サウジアラビアに移住したい?

胃の不調は、制酸薬のドロップを服用するようになってから良くなりました。まだ普通に食べたら胃もたれするので、注意しながら少しずつ食べています。

昨日は、ヤラバレーという風光明媚な地域にあるヒールズビルという町の「クイーンズ・パーク」という公園に行って来ました。

子供達が小さかった頃にはこの町に住んでいましたので、この公園にはよく子供達を連れて行ったものです。昨日は20年ぶりくらいに行きました。

行った理由は、「深刻な民族差別やいじめ」という記事で話題にしたうちの夫の友人でエジプト系オーストラリア人のRさん夫婦を義妹(うちの夫の妹)とそのパートナーのDさんに紹介するためです。

そして、うちの夫は車の運転がもう出来ませんからね、私は運転手として一緒に行くしかなかったわけなんですけど。

Rさん夫婦はアラブ人ということで様々な差別や偏見を経験して来られたんだそうですが、息子さん達が学校やサッカークラブでいじめに遭っているということもあって、オーストラリアを出たいと思っていらっしゃるんです。

移住を希望しているのは中東のどこかで、出来ればドバイかサウジアラビアということなので、うちの夫はドバイ在住歴20年以上で人脈が広いDさんを紹介したかったのですよ。

話が始まってすぐに、英国人のDさんがドバイに住む前の数年間はエジプトに住んでいたと分かりまして、彼等は地元の話で盛り上がっていました。アラビア語が飛び交う楽しいおしゃべりとなり、私はただ聞いていただけですけど面白い話が満載でした。

さすがに数年間住んでいたとあって、Dさんのアラビア語はオーストラリアで生まれ育ったRさんのアラビア語よりも上手だそうです。Rさんは、ご両親がエジプトからの移民なんですが、お父さんは鉱山技術者だったそうです。

彼等の話は聞いていて飽きませんでした。エジプト人の暮らしとかオーストラリア生まれのRさんが初めてエジプトに行った時のカルチャーショックとか、とても面白かったですよ。

世界中を旅行している義妹カップルの話も面白くて、聞いていて飽きませんでした。私も彼女達のように世界中を旅行するのが夢だったんですけどねえ。私が知っている世界は本当に狭いです。

ところで、Rさん夫婦はドバイかサウジアラビアに移住したいということでしたが、サウジアラビアという国は女性の人権が制限されている国という印象が強いです。

女性が外出するのに男性の同伴が必要だったり、女性は車の運転が出来ないとか、全身を隠す黒い布をかぶらないといけないとか、女性が男性に従属させられている国だと私は思っていました。

Rさんがたとえサウジアラビアで良い仕事を見つけられても、奥さんはそんな国で生きて行くことが出来るのかと聞きましたらね、彼女は大学生の頃にサウジアラビアに住んでいたことがあるんだそうです。

サウジアラビアで事業を展開している親戚がいて、その仕事を手伝いに行っていたんだそうです。

そして、当時のサウジアラビアはまさに私が持つイメージ通りの国だったそうですよ。若い彼女には自由がなく、楽しみもなく、いつも全身を覆う黒い服を着て、本当に惨めで悲しくて泣いていたんだそうですけど、近年あの国は大変化しているんだそうです。

やはりね、このグローバルな時代、女性の人権を制限したりして、保守的なイスラムの教えに縛られていたのでは国は発展しないし、政権も安定しないということを理解したんでしょう。

石油だけに依存していてはいつか終わりが来ますから経済改革が必要なわけで、そのためには女性の社会進出が不可欠だし、だって国民の半分は女なんですから、女性を抑圧していたんじゃあダメなんですよ。

私は知らなかったんですけど、サウジアラビアはヒジャブの着用を取り締まっているイランなんかとは反対に女性の服装を事実上自由化したんだそうですね。

車の運転もできるようになったし、男性親族の許可がなくてもパスポートを取得できるようになり、海外旅行も自由に行けるようになったし、結婚や離婚の届け出を女性がおこなう権利も認められたそうです。

すべての国民に働く権利が認められ、女性の社会進出は急速に進んでいるんだそうですよ。サウジアラビアにおける男女間の不平等は大きく改善していているんだそうです。

Rさん夫婦の移住第1希望はドバイのようですけど、ドバイの発展はピークを過ぎたとDさんは言っていました。今大発展しているのはサウジアラビアなんですって。

Rさんの奥さんはカイロ大学で薬学を勉強していて、トップクラスの薬剤師なんだそうですが、オーストラリアではその資格が認められないので働くことが出来ませんが、ドバイやサウジアラビアでは薬剤師として働くことも出来るそうですよ。

家族や親戚のネットワークがサウジアラビアにあるということですし、Dさんと知り合いになってドバイの人脈も広がりましたから、Rさん夫婦の就職活動は上手く行くんじゃあないかと思いました。

ドバイに住むとなると、3人のお子さんを私立の学校に行かせるために莫大な教育費がかかりますが、エジプトにはRさんの親戚や奥さんのご両親や兄弟家族がいるとのことで、どうやらお二人とも裕福な家族出身らしいですし、子供さんの教育費の件はそれほど心配していらっしゃらない様子でした。

基本的にオーストラリアは暮らしやすい国だと私は思いますけど、アラブ人への差別や偏見が深刻ということなので、もっと暮らしやすい国に引っ越すというのは今の世の中では当然の選択ですよね。

先日のABC放送では、日本の倍くらい稼げるということでオーストラリアにワーキングホリデーにやって来る日本人が最近増えているというニュースも報道されていました。

自分にとってより暮らしやすく、より仕事のやりがいがある国に住むのは、当然の選択です。一つの国に縛られて生きていく必要なんて無いんですよ。


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