2024年3月27日

決まり文句に新単語追加

決まり文句というのは、うちの夫が仕事に出かける時に私が言っている「財布・携帯・鍵・メガネ」というやつです。

実は、この決まり文句には「ペン・ナイフ」というのが加わっていたんですけどね、ちょっと長くなり過ぎたし、ペンとナイフは持って行くのを忘れてもそれほど困らないということで、基本の「財布・携帯・鍵・メガネ」に戻っていました。

最近は毎朝言っているわけではありません。しかし、毎朝言っていたおかげで、声に出さなくても頭の中で呪文のように唱えますから、家を出る時に「おっと、鍵を忘れてたわ…」と気づけるわけです。

鍵を忘れると仕事になりませんよ。勤めているツールショップの店舗に入れないどころか、その敷地に入るゲートを開けることも出来ません。

つい先日は家を出た時には気づかず、道路を歩き始めたところでおそらく決まり文句を唱えたのでしょう、鍵を忘れたと気づいて戻って来ましたよ。

いまだに度々忘れることがあるということには、まったく驚かされるのでございます。

最近、睡眠が改善した私は夫が起きる5時半には起きていますから、家を出る夫にこの決まり文句を言ってあげることがあります。今朝も言いましたらね、やはり鍵を忘れていました。

ついでに、ふと気になって私は言いました。

「薬は飲んだの?」
「くすり?忘れてた…」

やっぱり忘れてたか!

薬は重要なんですよ。うちの夫は毎朝4種類の薬を飲んでいるんですけど、飲み忘れるとすぐに影響が出ますから忘れたではすみません。

決まり文句に単語を追加する必要がありますよ。

「財布・携帯・鍵・メガネ・くすり」


まあね、引っ越してきた家からお店まで車なら1〜2分なので、忘れ物を届けるのも以前のような苦労はないんですけど。できればそういう面倒くさいことは避けたいですからね。

それにしても、知能指数が高くて人並み外れた記憶力を持っているのに、しょっちゅう忘れ物をするというのは不思議です。

うちの夫は整理整頓が苦手ですし、片付けないので物をなくしやすい傾向もありますけど、片付けが出来ないわけではなくて、そういうことに興味がないからしないと言った方がいいと思います。

30年近くも一緒に暮らして来て、どうにもならないと分かったことはあきらめていますが、朝の忘れ物は忘れたではすまないのでね、決まり文句を言い続ける必要があります。

「くすり」も追加して言い続けていれば、本人も自分で忘れたことに気づきやすくなるでしょう。

忘れ物をしやすい子供についてもそうですけど、「どうして忘れるのよ!」「忘れたらダメでしょう!」と叱ってもしようがないです。

忘れ物を防ぐ方法を考えた方がいいですよ。決まり文句を唱えることは、うちの夫には効果的です。


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