2024年3月13日

ラフマニノフだったのか

昨日、ミュージシャンのエリック・カルメンさんが74歳でお亡くなりになったというニュースを読みまして、「誰それ?聞いたことないわ!」と思いました。

ニュースの見出しの下を読むと、この方はアメリカ人の歌手で「ラズベリーズ」というバンドのリードヴォーカルだったと書いてありました。

エリック・カルメンというミュージシャンは知らなかったし、「ラズベリーズ」なんていう名前のバンドなんて聞いたこともなかったですからね、なぜこの方が亡くなったことがニュースになるのか分からなかったんですけど。

「オール・バイ・マイセルフ」(All By Myself)や「ハングリー・アイズ」(Hungry Eyes)などのヒット曲で有名だと書いてあったからびっくりしました。

「オール・バイ・マイセルフ」ってこの人の曲だったんですか!

私は映画「ブリジット・ジョーンズの日記」で知りましたけど、あれは名曲なんですよ。多くの歌手にカバーされているそうですね。

セリーヌ・ディオンのカバーが有名だと聞きましたが、私は映画「ブリジット・ジョーンズの日記」で使用されていたジェイミー・オニール(Jamie O'Neal)のバージョンが一番好きです。

それはともかく…

記事によると、エリック・カルメンという人がこの曲を書いたのですが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第2楽章の主題をベースにして作曲したと書いてあったんです。

ラフマニノフは、私はベートーベンの次くらいに好きな作曲家です。あの超有名なピアノ協奏曲第2番の第2楽章の主題をベースにしている?

第1楽章は有名すぎるくらい有名ですけど、第2楽章は思い出せなかったので YouTube で探して聞いてみましたらね、「オール・バイ・マイセルフ」なんですよ。

そうだったのか!

エリック・カルメンさんが「ラズベリーズ」というバンドを辞めたあとに作った曲だそうですが、この方はロシア移民の家族出身で、おばさんはオーケストラのバイオリン奏者でいらっしゃって、幼少期からバイオリンやピアノなどクラシック音楽の教育を受け、小学生の頃にはもう作曲をしていたんだそうです。

エリック・カルメンさんは歌唱力がちょっとアレなんですけど、この方が歌っている「オール・バイ・マイセルフ」がこれです。


ラフマニノフのピアノ協奏曲の第2楽章がこちら。


「オール・バイ・マイセルフ」の美しい旋律は、ラフマニノフが作っていたんですね!

これからは「オール・バイ・マイセルフ」を聞く度に、ラフマニノフの顔を思い浮かべそうです。


ニュースに書いてあったもう一つの有名なヒット曲というのが、「ハングリー・アイズ」です。

これもまた名曲なんですよ。皆さんもきっとご存知だと思いますけど、1987年の映画「ダーティーダンシング」で主人公のベイビーがパトリック・スウェイジ扮するダンスのインストラクターとダンスの特訓をするシーンでかかる曲なんです。

私はですね、一時期この映画に中毒になっていたと言ってもいいくらいにのぼせていたことがあって、20回以上見ているんですよ。

この映画のことを知ったのは、NHKのニュース番組でした。アメリカでものすごい大ヒットになっているというので紹介されたんです。

最初はレンタルビデオ店で借りたVHSで見て、その後CDも買ったしDVDも買いましたよ。

あんまり見過ぎて食傷気味になり、この映画のタイトルを聞くのもイヤというくらいになっちゃったんですけど。

エリック・カルメンさんは、歴史に名を残す映画の一つになった「ダーティーダンシング」の「ハングリー・アイズ」を歌った人だったんですね。(作詞作曲は別の人です。)

もう37年も前のことですよ。

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」が公開されたのは2001年ですから、23年も前のことです。

映画を思い出すと当時の自分のことをいろいろ思い出します。楽しかったことばかりではありませんけど、懐かしいです。


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2 件のコメント:

  1. 私もものすごくよく見た映画ですよ!ついこの間も、ラストのダンスシーンをyoutubeで見たばっかりだよ

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    1. この映画のタイトルを聞くのもイヤなくらいに食傷気味だったんですが、私も久しぶりに映画のクリップをいくつか見てみました。ラストのダンスシーンはやっぱりステキだったわ。

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