あの日、娘は着替えを持って来ていなくて、前日にアルバイトで着たTシャツのまま行こうとしたので、私は自分の白いTシャツ(ユニクロ製)を貸したんです。
その白いTシャツがですね、娘が着た後に黄ばんでしまって、何度か洗濯をしても黄ばみが取れないので漂白することにしました。
白いTシャツですから真っ白にしたいと思って、キッチンブリーチというのを使ったんです。ダイソーで手に入れているキッチンブリーチはキッチンハイターと同じ塩素系の漂白剤で、色物には使えませんが白い衣類ならキレイに漂白できるんです。
表示通りに漂白液を作り、黄ばんだ白Tシャツを30分間つけて取り出したら、
赤くなってる!
黄ばんでいた首周りと袖の辺りが、赤色(濃いめのピンク)になっていたんですよ。
何十年も塩素系の漂白剤でいろんなものを漂白してきましたけど、こんなことは初めてですからびっくりしました。
真っ白になると思っていたのに、赤くなるとはどういうこと?
すぐにグーグルで調べましたらね、どうも日焼け止めクリームに含まれる成分と塩素系の漂白剤が反応して赤くなるみたいです。何がどう化学変化するのは分かりませんけど。
息子と娘がトレッキングに行った日は、気温が低めでトレッキングには最高の天気だったんですが、まだ夏の終わりで日差しが強かったので、娘は顔や首周りに日焼け止めクリームを塗っていたんです。
その焼け止めクリームと汗が混じってTシャツに染み込んでいたんですよ。首周りだけではなく袖も黄ばんでいたのは、Tシャツの袖で顔の汗を拭いたりしたせいでしょう。
そうして黄ばんでいた部分が、漂白剤で赤く変色したのです。
パニックになっていましたから写真を撮り忘れましたが、染み込んだ日焼け止めクリームを取り除けば元に戻るという情報がありましたから、赤くなったところに洗濯洗剤をつけて揉み洗いしてから、他の洗濯物と一緒に洗った後のTシャツがこれです。
袖の赤いのは取れています。首周りの赤いのは薄くはなっていますが残っています。このTシャツはちょっと着れませんよ。
塩素系ではなく酸素系の漂白剤なら赤くならないそうですよ。皆さんご注意ください。
袖の赤いのは取れたんですから、首周りもさらに何度か洗って日焼け止めクリームの成分が無くなれば白になるかもしれません。
いやあ、びっくりしたわ!
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