2024年3月25日

気温と睡眠の質

先々週の後半から蒸し暑い日が何日か続いた後、クールチェンジが来て水曜日には寒いほどになり、義母(うちの夫の母親)主催の食事会には長袖のセーターを着て行きました。

翌日の朝は気温が6度なんていう冬のような天気になりまして、日中も肌寒い天気がずっと続いていますから、私は毎日長袖のカーディガンを着ています。

いよいよ秋だと気が抜けないのがメルボルン。今週の金曜日のグッドフライデー(Good Friday)から始まるイースター(キリスト教の復活祭)の連休中は真夏日が続く予報です。 

子供達にとってイースターのお楽しみと言えばチョコレートエッグ探しですけど、そんな暑さの中ではチョコレートエッグなんて溶けてしまいますね。

今日の予想最高気温は26度。今朝は寒いんですけど、いい天気になるそうです。

屋外の気温が6度まで下がるような時は家の中だってかなり寒くなりますから、毛布を出そうかと思ったような日もあったんですが、気温が低い日が続いたこの1週間、私の睡眠は大きく改善しました。

もちろん避難部屋(今では私の寝室)の予備のベッドで一人で寝ているんですけど、本当に驚くほどよく眠れるんですよ。

寝付くまでに2時間も3時間もかかることがあったなんてウソのように、ベッドに入るとたちまち眠くなって簡単に寝付くことが出来ます。

相変わらず夜中に目は覚めますが、おトイレに起きてもちゃんとすぐにまた眠れるので、平均6時間は確実に眠っているでしょう。

そのくらい眠っているとですね、5時頃に目が覚めた時には「もう起きようかな」と思えてしまうんですよ。「ああもっと眠りたい」とは思わないのです。だから、夫が起きる5時半頃には私も起きています。

夫が一人だけ起きて、自分で弁当を作って(冷凍野菜をチンしたのとゆで卵)真っ暗の中を一人歩いて仕事に出かけて行く、その時に私は目は覚めているのにベッドの中でもう一眠りを試みているというのはね、やっぱり「夫に悪いな…」と思うんですよ。

5時半頃に元気に起きられるっていうのは、必要な睡眠がちゃんと取れているからです。

静かで真っ暗な部屋で一人で寝ているせいもありますが、寒いのせいもあると思うんですよ。暖房が必要なほどの寒さではないですからね、お布団に入ると暖かくなっていい気持ちになる寒さですから、これが睡眠改善の原因ではないかと思います。


先日から時々話題にしていたSBS放送の「Australia's Sleep Revolution with Dr Michael Mosley」(オーストラリアの睡眠革命)という番組ですが、最終回の第3話を見ましたけど、少し期待外れでした。

私は寝付きも悪いけど、とにかく夜中に何度も目が覚めて再び眠るのに苦労することと早朝に目が覚めてしまうことが問題だったわけなんですが、そうした問題の改善に何か良い方法が紹介されるかもしれないと思っていたんですけど。

うちの夫と同様に私も睡眠時無呼吸症候群かもしれないという心配がありましたが、そういうことも自分の睡眠パターンの問題点も、睡眠専門のクリニックで検査してもらわないことには分からないわけですし、それには高額な費用が必要です。

睡眠パターンの問題点が分からないと光を使った治療も出来ませんしねえ。

一つ参考になった改善方法は、ベッドは睡眠のための場所と脳に理解させるためにベッドに入るのは眠くなってから、そして夜中に目が覚めている時間が長い人はベッドに入る時間を遅らせるという方法でした。

そこで、眠りたいからと言ってあまり早くからベッドに入らないようにしています。ベッドに入ってから寝付くまでに時間がかかり、「ああ、また眠れない…」とストレスを感じながらに長時間寝返りを打ち続けるというようなことを続けていると、睡眠に対する不安が発生して悪影響が生じるということなんです。

だから、本当はベッドに入ってからKindle本を読むなんていうのもいけないんですよ。本を読むならベッド以外でということなんです。でも、私はベッドに入ってから眠くなるまで iPhone でニュースを読んだりしています。

まあね、いいんですよ。私の場合は、番組ではまったく一言も触れられていなかった「別の寝室で一人だけで寝る」という方法で大きく改善しましたからね。そして、夜間の気温が下がるようになって来てから明らかに睡眠は改善しましたから。


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