2023年6月30日

アイ・フィール・グ〜!

ジェームズ・ブラウンの大ヒット曲「I Got You(I Feel Good)」というのがありますよねえ。「アイ・フィール・グ〜!」という歌詞で始まります。

「気分サイコー!こうなると分かっていたけど、ああ気分サイコー!キミを見つけたから!」と歌うんですが、昨日の私の頭の中ではこの音楽が一日中鳴り響いて、「アイ・フィール・グ〜!」と叫んでおりました。

だって、

鍵を見つけたから!

昨日の記事に書きましたように、うちの夫は早朝に家を出た後すぐに戻って来たんです。勤めているツールショップの鍵を持って行くのを忘れたと言って。

そうしたら鍵が見つからなかったんですよ。家中探しましたけど見つけられませんでした。もちろん私も一緒になって必死で探したんです。

ツールショップの開店時間は7時なのに6時半を過ぎてもまだ探していたんですからね、絶対に間に合わなかったはずですよ。ガギを持っている別のスタッフに早く来てくれるように頼んでいましたから、何とかなったかもしれませんけど。

夫は前の日に娘の車で買い物に行ったので、娘の車の中に落としたかもしれないと言って、6時半頃に電話をして娘を起こして探してもらったようですが、車の中には無かったと聞きました。

外が明るくなってから、私は夫が歩いたところを全部探したんですけど、見つかりませんでした。探しても探しても見つからないとイライラしますよ。悔しくてたまらなくなります。

何としても見つけたいとムキになって来ると、火事場の馬鹿力じゃあないですけど、記憶をたどる集中力がアップします。

夫は、前の日の朝、キーホルダーに付けていた巻き尺を使って窓ガラスの大きさを測ったと言っていました。確か、その日の朝は、夫は居間の窓際に置いてある椅子に座って何かしていたんです。

その時、夫はウールのドレッシングガウンを着ていたことを思い出しました。

そこで、ガウンのポケットをチェックしようと思い、夫の寝室に行きました。寝室はすでに探していたんですけど、ガウンのポケットはチェックしていませんでしたからね。

いつものように、カーペットの上には服がたくさん脱ぎ散らかしてありましたが、ガウンはベッドの上に投げてありました。

ポケットを探していると、ジャラジャラと音がしました。「おっ!」何やら固い物が入っていました。巻き尺でした。

あったわ!

「見つけたわよ!」とすぐにメッセージを送り、店舗まで鍵を届けに行きました。さすがに夫は大変感謝して両手で鍵を受け取ると、私に頭を下げましたよ。


まあとにかく、これまで30年近く、夫が物が見つけられなくて探し始める度に私も一緒に探してあげましたけどね、99パーセント見つけたのは私でした。

私は見つけるのが得意なんです。どういうわけだか見つけられるんです。

そして、見つけた時の達成感というのはね、「アイ・フィール・グ〜!」なんですよ。

以前は見つけてあげた後に、「持ち物の置く場所を決めろ」とか「ちゃんと片付けないからこういうことになるんだ」とか一言言わずにはいられなかったんですけど、最近は言わないようにしています。

そういうことを言っても、何の役にも立たないと分かったからです。夫が気分を悪くするだけですから。

それでも、昨日はかなり焦ったはずですからね、今後は鍵の管理にはもう少し気をつけるでしょう。

ちなみに、夫が朝出かける時に、私はいつも「財布・携帯・鍵・メガネ」という決まり文句を言ってあげていたんですけど、最近言わなくなっています。

必ず言っていたので習慣になって、最近は夫が自分で言うようになっているからです。でも昨日は言わなかったんですかね。鍵を忘れていることに気づいたのが家を出た後でしたから。

気づいて戻って来ても見つからないんじゃあどうしようないんですよ。

忘れ物をする度に、ツールショップまで持って来てくれと言うので私も大いに迷惑して、絶対に忘れてはいけない「財布・携帯・鍵・メガネ」の置き場所を決めるために、小さいバスケットを用意してあげたことがあります。

でも、そのバスケットはごみ屋敷状態になってしまい、物を入れられなくなってしまいましてね。

ポケットに入っている物とかを何でもそれに入れるから、すぐにいっぱいになってしまったんです。ネジやワッシャやドリルビットや割れたペンや紙くずや誰かにもらったビジネスカードやステッカーや小銭や、もう何でも。

そして、いっぱいになってしまったバスケットの中にある物を捨てたり片付けたりしないわけですから。

次に用意したもう少し大きめのバスケットは、もっといろいろ入れられたのでもっとすごいごみ屋敷状態になってしまって、今もそのままです。

どうしてああなってしまうのか、私には理解不能ですよ。

最近はダイニングテーブルが置き場所になっているんですけど、それは困るんですから何とかしないといけません。


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