全く売られていないわけではありません。紳士物なら割と簡単に手に入ります。ビジネスマンの皆さんにとって、ポケットにハンカチを持っていることはエチケットのようですからね。
無地とか格子柄とか、まあよくある紳士物のデザインです。
ところが、女性向けのハンカチがなかなか見つからないのですよ。デパートとかに行っても売っていないことが多いですから、買いたくても買えないのです。
運良く見つかってもね、デザインは無地か小さな花柄か刺繍付きか、そういうのしか無いです。
皆さんどうしてるの?
と思うでしょ?
オーストラリアの皆さんは、ハンカチなんて使っていないんです。ハンカチを持ち歩いている人なんてほとんどいません。ポケットティッシュすら持ち歩いていません。
手を洗ったらドライヤーで乾かすかペーパータオルを使いますからね、ハンカチが必要無いのは分かりますけど、汗を拭いたり涙を拭いたりはどうするんでしょうか。
ハンカチの需要が無いのでお店も売っていないのでしょうけど、私は必要なのです。仕方が無いので、日本のアマゾンでハンカチを探してみました。
いくらでもありますね。素材だってガーゼ、薄いコットン、タオルといろいろ選べます。大きさもいろいろあるんですね。欲しいと思うようなお洒落なデザインのハンカチがいくらでも見つかります。
送料がかかっても日本から買うしかなさそうです。ただし日本のアマゾンは、最近アカウントにログインできなくなっていましてね、セキュリティーのためのメールというのが何度やっても送られて来ないので、買い物ができないのですよ。
ところで、普段ハンカチを持ち歩かないオーストラリア人がハンカチを持ち歩く時があります。風邪を引いている時です。
風邪を引いている時には鼻水が出ますからね、鼻をかむためにハンカチが必要なのですよ。
ああ、これがホントにもうオーストラリアに住み始めた頃の驚愕のカルチャーショックでした。
ハンカチで鼻をかむというのがもう私には理解し難いことでしたが、鼻をかんだハンカチはポケットに戻すんですよ。ポケットじゃあなくて着ている服の袖口にしまう人もいますけど。
そして再び取り出して何度も使うのです。濡れていない部分を使って。
繰り返し使っていると濡れていない部分が減って来ますからね、取り出したハンカチを広げてまだ濡れていない部分を探す必要が出てきます。その頃にはハンカチ全体が湿っているはずですけど。
こうして、ハンカチは次第にしわくちゃになっていくのですよ。しわくちゃになったハンカチは、そのうち乾いてカリカリになります。
こういう状態になったハンカチを表現する言葉があるんですよ。オーストラリでは、こういうハンカチを「クランチーハンキー」(Crunchy Hankie)と呼びます。「カリカリのハンカチ」と言う意味です。
うちの夫は、カリカリになって丸まったハンカチを洗濯機にポイッと入れていました。
それが私は耐えられなかったのよ!
アナタね、自分の服や下着を他人の鼻水でカリカリになったハンカチと一緒に洗えますか?それはちょっと… ムリでしょ?
ハンカチでの鼻かみ問題について書いた「勘弁してョ!ハンカチで鼻かみ」という古い記事があります。12年も前に書いた記事ですが、なかなか読み応えのある記事になっています。文体がものすごく今と違うのでびっくりします。
ちなみに、うちの夫は近頃は鼻をかむのにティッシュを使うようになりましたので、私は「カリカリのハンカチ」を洗わなくて済んでいます。
ええ、以前は洗っていたんですよ。
端っこの方の安全と思われる部分をつまんで、お湯をためた流しにしばらく浸けておくんです。しばらくして、カリカリになった鼻水が柔らかくなった頃、また端っこをつまんでザブザブとすすぐのです。
自分が納得するまでサブサブジャブジャブとやってから洗濯機に放り込むのですけど、よくもまああんな物を洗っていたもんです。
夫には、カリカリのハンカチは捨てると言ってありますから、もう二度と洗うことはありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿