昨日食品の買い物を息子に頼んだらお尻が痛くて行けないと言うのでね、オンラインショッピングを利用するしかないかと思ったんですが、明日には私が行けると思います。
息子は、今朝うちの夫を勤めているツールショップまで送って行ってくれまして、帰りにガソリンスタンドで牛乳を買って来たので、とりあえず今日は困ることはないです。
お米が無くなっているのは残念なんですけど、日本のお米ではないやつはあるんですよ。長粒米のジャズミンライスとかバスマティライスとかは和風味のおじやには向きませんけど、イタリア米のアルボリオライスは和風でもいけます。
しかし、もうおかゆやおじやが食べたい時期は過ぎました。
今は酢の物とかサラダとか、何かさっぱりしたものが食べたいです。冷蔵庫の食材は乏しいですが、何か作れるでしょうから大丈夫です。
私が風邪を引いたと自覚したのは先週の金曜日で1週間以上経つんですが、最初のうちは家事をしていましたから、うちの男達が気づかってくれることもなかったんですけど、ついに寝込んでしまった水曜日は息子が晩ご飯を作ったようでした。
「私が病気になると家族にとって不便だ」と前回私が風邪を引いた時に言い放ったうちの夫は実に冷たい態度でね、寝込んだ翌日の木曜日の朝も「気分はどうか」とも「少しは良くなったか」とも聞いてくれず無視でしたから、私は黙っていられず「私が病気だと機嫌が悪くなるね」と言ってやりました。
「機嫌が悪くなる?なんでそんなことを言うんだ!」と言い返して来ましたが、私は相手をする元気も無いのですぐに寝室に戻って寝たんです。
木曜日も一日中寝ていました。ひどい咳が出ていたし、頭も痛くて具合は相当悪かったです。
私がまだ寝込んでいるのを知った息子は、その時まだわずかに残っていた日本のお米を炊いて、お昼ごはんに豚汁を作ってくれました。
私はお昼に豚汁かけご飯を食べて少し元気が出たんですよ。
ずっと何か冷たいフルーティーなものが食べたいと思っていました。フルーツ入りヨーグルトとかフルーツゼリーとかアイスクリームとか。でも、豚汁かけご飯は美味しかったです。
夜、仕事から帰って来た夫が私の寝室にやって来て、なにか欲しい物があるかと聞いてくれました。「何か甘くてフルーティーなものが食べたいけど(考えていたのはヨーグルトとかゼリーとかアイスクリーム)買いに行かなくちゃあいけないからそれは無理なので我慢します」と言いました。
うちの夫はもう車の運転ができないんだし、息子は車の運転はしたくないんです、お尻が痛いから。ですからね、私が病気だと買い物に行くのは無理なんですから、食べたいものがあっても我慢するしかないの。
そうしたら、
何と夫がフルーティーなものを自分で作って持って来てくれたんです。
リンゴとバナナに干しぶどうを加えて煮たものです。
「ありがとう、少し冷めてから食べる」と言ったんですけど、冷め始めるとバターが固まり始めました。相当量のバターが入っているようでした。
温かいうちに食べないと食べられなくなると思ったので、冷めるのを待たずに食べることにしました。
強烈なアルコールの刺激がありました。
嗅覚がおかしくなっていて匂いが分からないので、どのお酒を入れたかは分かりませんでした。ブランデーは持っていないからブランデーではないし、ラム酒だとも思えませんでした。相当強いお酒であることだけは確かでした。
アルコールでむせそうでしたが、一口食べました。
ゴリッ!
トロトロに柔らかく煮ているかと思ったリンゴはまだ生でゴリゴリ。バナナは溶けてほとんど原形をとどめていないところを見ると、リンゴとバナナを同時に加熱したんでしょう。
ううむ…
ハンパない量の干しぶどうが入っていました。写真では少ししか見えていませんが中の方にいっぱい入っていて、干しぶどうだけでもすごい甘さなんですが、砂糖も入れたらしいから強烈な甘さでした。
ううむ…
せめてクリームをかけてくれたら甘さとアルコールが弱まって食べやすいかもしれないと思ったけど、バターの量がハンパないからこれにクリームをかけたら脂分がすごいことになる。
私はアルコールのせいで肺が苦しくなりながら、ゴリゴリのリンゴとドロドロのバナナだけ食べました。
後で分かったことですが、グランマニエ(アルコール度数40度)を入れたそうです。私がお菓子作りに使っていたもので、高額なので少しずつ大事に使っていたんですけど、ボトルに残っていたのを全部入れたそうです。
まだ大さじ2〜3杯分は残っていたはず。
ううむ…
夫がこれを作ってくれたのは嬉しかったですよ。「私が病気になると機嫌が悪くなる」と嫌味を言ったおかげかもしれませんけど。
滅多にない親切な行為を無にしないために私は頑張って食べましたけどね、やっぱりねアレよ、強いお酒入りの激甘デザートは肺が弱っている病人向きではありません。しかもゴリゴリと固くて喉にツラいというのはねえ。
でも作ってあげようと思った気づかいには感謝です。
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