2023年6月13日

餅団子入りスープが大好評

腎臓提供のために減量に励んでいたことなどすっかり忘れて、毎日好きなものを好きなだけ食べ、すっかりリバウンドしたように見えるうちの夫。

へこんでいたお腹も突き出ているし、ゆるくなっていたズボンはフィットしているし、仕事から帰って来てテレビの前に座るとベルトを緩めているところを見ると、体重はかなり増えたようです。

昨日は、お昼ご飯用にダイエットシェイクを持って行きましたが、途中でガソリンを入れにガソリンスタンドに寄ったら、オーストラリアのガソリンスタンドはどこも日本のコンビニみたいになっているんですけど、ソーセージロールを2本買って出てきましたよ。

ソーセージロールというのは、ひき肉で作った肉だねをケーシングに詰める代わりにパイ生地で包んで焼いたもので、高カロリー食品の一つです。私は食べたいと思うことなど無いですが、夫はガソリンスタンドで見て食べたくなったんですね。

1本が500キロカロリー近いんですからね、2本も食べると1000キロカロリーですよ。最も食べるべきじゃあない食品なのに。

そこで、昨晩の晩ご飯は低カロリーを目指して「具だくさんスープ」にしました。野菜をこれでもかというくらい入れて煮ます。油は使いませんが、肉を入れるので(時には魚介類を入れますが)それから油は出ます。

昨日使ったのはスペック(Speck)と呼ばれる塩漬けにした豚バラ肉をスモークしたものです。うちの夫の大好物です。

チキンストックに材料を入れて煮るだけなんですけど、最近このスープには餅団子を入れるようになりました。これが入るだけで満足感が違うらしくてね、大好評なんですよ。

餅団子は、グルテナス・ライス・フラワー(Glutinous Rice Flour)と普通の小麦粉で作ります。グルテナス・ライス・フラワーというのは餅米の粉のことです。

餅米の粉は、どこのスーパーでも売っているこれを使っています。1袋が2ドルもしません。


日本にいらっしゃる方は白玉粉をお使いになればいいでしょうが、私が住んでいるところでは白玉粉は簡単に手に入らないし値段が高いのでね、団子にしても餅にしても白玉粉で作るようなものはこの粉を使って作ります。

片栗粉のようなサラサラの粉ですが、ちゃんとお餅のような食感になるんです。

この餅米の粉と普通の小麦粉を半々くらいにして水かぬるま湯を加え、手で丸めるには柔らか過ぎるくらいの固さにします。

これをほぼ出来上がって煮立っているスープに大きめのスプーンで落としていくんです。スプーンをスープで濡らしてから、一口大あるいはもう少し大きめくらいの大きさを落としていきます。

すいとんを作る時の要領ですよ。

スープに落とした餅団子に火が通ったらスープの完成です。

食感がですね、小麦粉だけで作るのとは違って柔らかくてモチモチしていますけど、お餅のような強い弾力はないので食べやすいです。

餅米の粉だけで作るよりも、小麦粉を足した方が生地が扱いやすくて作りやすいので小麦粉を足しています。

雑炊には必ずこの餅団子を入れています。

水を多めにしてパンケーキの生地くらいにしたのをフライパンで薄く焼くと、モチモチのクレープができます。生地にはお塩を少しと砂糖も加えると良いでしょう。これにあんこを包めばあっという間に美味しい和菓子。


この餅米の粉はオススメです!


オーストラリアにお住まいの皆さん、時々お餅が食べたくなったりしませんか?買うと高いですよねえ。

お餅は、餅米の粉を水で溶いたのを電子レンジで加熱して作ることが出来ます。私もレシピを紹介していますけど、結構手間がかかるし洗い物が大変なんですよね。

もっと簡単に作る方法がありますよ。

まず餅米の粉あるいは白玉粉にぬるま湯を加えて団子を作る時のような生地を作ります。小麦粉は入れません。

手にくっつかなくて丸められる固さなら大丈夫です。耳たぶの固さにすると聞いたことがあるかもしれませんが、要は手にくっつかなくて丸められる固さです。


これを小さめのお餅サイズに丸めます。西日本ではお餅と言えば丸餅なのですけど、ああいう丸くて平らな形に丸めて、それを沸騰しているお湯で茹でればいいのです。

浮いて来たら冷たい水に移してくださいよ。餅が締まったら水を切ります。お団子を作るのと同じ要領です。もちろん、茹で上がった熱々を冷やしたりせずにすぐ食べても美味しいですよ。


フライパンで焦げ目がつくまで焼いても美味しいです。必要なら薄く油を敷いてから焼きましょう。


砂糖醤油をからめて磯辺餅にしてみました。



この作り方なら、材料費は1ドル以下。洗い物は超簡単。食べたい時にすぐ作って食べられます。


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