ニュースとかで「ChatGPT」(チャット・ジーピーティー)という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。この「ChatGPT」って一体何なのかご存知ですか?
「ChatGPT」は、AI(人工知能)技術によって人間同士がチャットしているかのように自然な会話ができるチャットサービスです。もちろんチャットしている相手は機械。
ちなみに、チャットというのはね、文字によるコミュニケーション方法の一つで、電話での会話を声に出してしゃべらずに文字を打ち込んで行うと思えばよろしい。
この「ChatGPT」というサービスは、「OpenAI」(オープン・エイアイ)という人工知能の研究開発機関により開発されました。
人間が話す言語での会話が出来るだけでなく、様々なリクエストに応えてくれます。ExcelとかGoogleスプレッドシートといった表計算ソフトの関数を記述したり、HTMLなどのコードを記述したりも出来るうそうですよ。
無料で利用できます。昨年の11月に公開されてからたったの5日で100万人のユーザーを獲得したと言うので話題になりました。
公開から2ヶ月あまりで全世界ユーザー1億人を突破したそうですから、半年以上がたった現在一体どれくらいの人が利用しているのか私は知りませんけど、きっと数億人は行っていますね。
人工知能はインターネット上にある膨大な情報を学習します。過去の会話内容を記憶しますし、会話内容に誤りがあればユーザーが訂正したりできるので、どんどん賢くなっていくわけです。人工知能そのものも改良され続けていますから、出来ることも増え続けていくでしょう。
この「ChatGPT」というのがですね、うちの夫によると大変素晴らしいそうですよ。
つい先日の記事に、うちの夫が頭の中に持っている膨大なツールに関する知識を生かせるような何かが出来ないものかなあと書きましたけど、夫はそれをやろうとしているんですって。
最近何かやっているなあとは思っていたんですが、昨日初めて詳しいことを聞きました。
お客さんから質問されそうなツールに関するあらゆる質問・疑問・トラブルとそれらに対する回答や解決方法などをGoogleスプレッドシートを使ってデータベース化しているんだそうです。
このデータベースと「ChatGPT」を使って、全国のお店のスタッフが質問に対する回答やトラブルの解決方法を素早く見つけられるプログラムを作ろうとしているんだそうです。
昨日はそのプログラムを作るための方法を勉強していましたが、そういうのはプログラミングが出来る人に頼んだ方が良いのじゃあないかと私は言ったんですけど、本人は自分でやりたいと頑張っていました。
しばらくしたらプログラミングが出来る人を探すと言っていましたから、やっぱり難しかったのでしょう。
ちょっと勉強してできるようなことなら、誰もプログラミングを勉強しに学校に行ったりしませんよ。
夫は、これとは別のもう一つのプログラムも作ろうとしているそうです。
それは、各店舗が持っている大量のバックオーダー(在庫切れのために入荷待ちになっている注文)を他の店舗との連携によって減らし、同時に売り上げを増やすことができるプログラムだそうです。
アイデアは良いのですけどね、プログラミングの知識などゼロなのにそれを自分でやろうとしているからなかなか進まないのですよ。
プログラミングが出来る人に頼んだ方が良いと思いますけど、かかる経費は自己負担です。会社に頼まれてやっているわけじゃあなくて、夫が個人でやっているんですから。
プロトタイプが出来たら社長にプレゼンするそうですけど、採用されるかどうかは分かりません。でも、夫は会社にとっては大きな利益につながると言っています。
もしも採用されたら、プログラムの専属スタッフとして働きたいみたいです。店舗に出勤しなくても自宅からでも出来るので、車の運転ができない夫としては好都合ですしね。
「ChatGPT」というのは、翻訳にも便利なサービスだそうですよ。英和翻訳は機械でやると使い物にならない場合がほとんどなのですが、「ChatGPT」の翻訳はかなり精度が良いそうです。
様々なことができるそうですが、これを悪いことに使おうとする人も当然いるんでしょうけど、犯罪に関係することはフィルターされるそうです。
それでも問題はいろいろあるんですよ。
一つの問題が「ChatGPT」を使って論文を書いたり出来てしまうこと。
ある著名な作家が、こういうテーマでこういう内容の小説をこれこれの作家のような文章スタイルで何章だか書いてくれと「ChatGPT」に頼んだら、3秒で書いたそうです。
作家はその出来の良さに恐怖すら感じたと言うんですよ。
こんなサービスですからね、学校の課題のエッセイとか論文を「ChatGPT」に書いてもらう学生もいるのだそうです。
ちょっと興味がわいてきますよねえ。私も使ってみようかと思っています。現在は無料ですしね。
無料ですけど、ユーザーが劇的に増え続けているせいでサービスにつながりにくい時があるそうですよ。有料サービスにすればそういうことは無いそうですけど。
まあ何事も一度やってみないといけません。
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