2023年5月16日

普通の神経なら今頃は

インド人北隣り家のことですけど。

毎日毎日、朝から晩まで吠え続けるグレートピレニーズと、それにつられて一緒に吠えるスピッツみたいな白い犬。

スピッツの方はキャンキャンという吠え声ですし、身体が小さいから音量も小さくて全く気になりませんけど、大きなグレートピレニーズの吠え声は辺り一帯に響きます。

すぐ隣りの我が家には響きまくりです。

以前この北隣りに住んでいた迷惑家族の深夜まで続く爆音パーティーやオートバイレースの騒音に比べたら、グレートピレニーズの哀れにも思える吠え声は、私はそんなに気になりませんけど。

吠え声がうるさいというよりもね、「ああ今日もこんなに吠えて不憫だな」と思うんです。時々うちの夫とも「かわいそうだねえ」と話しているんですよ。

あの犬はメスで、名前はモリーというんです。私達が育てた盲導犬パピーと同じ名前なんですよ。

人が大好きでフレンドリーで賢くて優しかった盲導犬パピーのモリーとは大違いの、敵対心むき出しの怖い大犬グレートピレニーズのモリー。

吠えるのはグレートピレニーズの特徴とは言え、あんなに毎日朝から晩まで吠え続けるのは大変なストレスだと思うんです。

飼い主もねえ、普通の神経の持ち主なら近所迷惑ということを考えるはずですよ。それに、犬が好きで飼っているのなら、グレートピレニーズのためにも、あんなに吠え続けなくてもいいように何か出来ると思うんですけど。

トレーニングをするとか、吠えなくても良い環境で飼うとか。敷地はあんなに広いんだから。

不憫なグレートピレニーズは、今朝も道路に面したゲートのところで道を歩く人達に恐ろしい吠え声をあげています。犬を連れた人だとより激しく吠えます。ワンワンとかいう吠え声じゃあないです。ウォワワワワワーという感じの異常な吠え声ですし、ウーウーと唸るから怖いんです。

グレートピレニーズがあまりに敵対的なので、道路を歩く子供達の中には吠え立てるグレートピレニーズに攻撃的な態度で近づいて敵対心を煽る子もいるんですよ。

おいおいそれは危ないよ!

もしもグレートピレニーズが外に出てきたら襲われるぞと、おばさんは心配しながら見ています。

頑丈なゲートやフェンスで囲まれていますから外に出ては来れませんけど、万が一、我が家との間のフェンスを飛び越えてうちの敷地に来たら外に出られますからね。


北隣り家の広い敷地内を自由に歩き回っている様子ですから運動は十分なのでしょうけど、散歩には連れて行かなくてもいいんですかね。

インド人北隣り家が引っ越して来てからもう2ヶ月になりますが、犬達を散歩に連れて出ているのを一度も見たことがありません。どこにも連れて行っていないですよ。毎日吠えているから分かります。

犬の散歩っていうのは、運動という面だけではなくて、散歩中に出会う他の犬や家族以外の人とのコミュニケーションの取り方を学ばせたり、自分の縄張り以外の世の中を経験をさせてやる機会ですよねえ。

あんなに攻撃的になってしまったら、他の犬や家族以外の人に慣れるようにするトレーニングは難しいかもしれません。プロのトレーナーなら出来るんでしょうか。

グレートピレニーズというのは、よほどの覚悟がないと飼っちゃあいけない犬だと思います。


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