基本的に、我が家まで取りに来てもらうという方法で売っていますけど、これがちょっとネックになっている気がします。
我が家があるのは山の中ですからね。たとえ10キロ圏内くらいの街から来ていただくにしても、やっぱりちょっと遠いんですよ。曲がりくねった道を上ってこないといけないし。
それでも、こんな所まで買いに来てくれる人はいます。やっぱり破格に安い値段あるいは無料というのがポイントです。
パエリヤ鍋に使える大きな鋳物コンロはすぐに買い手が見つかって、土曜日に買いに来るということで待っていたんですが、その人は来ませんでした。夜になって謝罪のメッセージが来て翌日の午前中に来ると言うので待ち続けたら、やっぱり来ませんでした。
こういう人は困りますよ…
本当に買う気は無いのに冷やかしでやっているのかもしれません。もちろん何かの事情があったのかもしれませんけど、来れなくなったのなら連絡するべきですよねえ。
その人と連絡が取れないので「アナタに売るのは止めて、もう一度売りに出しますからね」とメッセージを送った後で再び売りに出しましたら、数分のうちに買い手が見つかって、その方はすぐに30分以上もかけて買いに来てくださいました。
こういう人もいるんですけど。
昨日は、うちの夫が売りに出したオートバイウェアを買いに来る人がいるからということで、私は一日中家にいてその人を待ったのですけど、来ませんでした。
こういう人はホントに困ります。
連絡方法が電話ではなくてフェイスブックのメッセンジャーなので、送ったメッセージを読んでくれなかったり無視されたら、連絡のしようがないんですよねえ。
ところで、
オーストラリアでは、行政区画の名前と道路の名前(道路には全部名前がつけてあります)と住宅の番号、この3つが分かっていれば間違いなく目的の場所にたどり着くことができるはずなんですけど、私達の家は皆さん見つけるのに苦労しているようです。
やたらに広い敷地で2区画分なので番号が2つあります。ゲートには右のポストと左のポストにそれぞれ番号が付けてあるのですが、それが分かりにくいかもしれません。入口のゲートを見つけられない人がいるんです。
ゲートにツタが絡まっていて番号が見えにくいのも原因かもしれませんけど、大きな番号を付けてあるんですよ。それにグーグルマップを見れば間違いようがないんですけど。
ゲートを見つけても、そこから家の玄関が見えませんからどうしたらいいのか分からない人もいるようです。
ゲートから続くドライブウェイを敷地の中へと運転して入ってくださいと伝えているんですが、皆さん「入っちゃっていいのかなあ」と思うらしくて。
実は入ったら出るのにバックで出ないといけないから、バックが苦手な人は苦労するという問題もあります。
前の狭い道路に車を停めて、歩いて入って来られる方もいますが、家までは結構距離があります。
車で中に入って来ると、ドライブウェイの突き当りにガレージがあって、その横には車庫があります。ここまで入って来ても、家の玄関は見えません。だから、皆さんは戸惑ってしまうようです。
どこからどうやって家の玄関へ行けばいいのか分からないので、ガレージの前からメッセージを送って来られる方が多いです。
ですからね、私は商品を抱えて外に出ていかなければいけないのでございますよ。軽いものならいいですけど、大きいものや重いものだと運べませんから、玄関はこちらですと道案内をしないといけません。
玄関へと歩いていると噴水があったりするので、「すごい家に住んでいますねえ!」とか「むちゃくちゃ広いですねえ!」とか、いろいろおっしゃいます。「この人は一体どういう人なんだ?」と思うようです。
お金持ちだと勘違いされたくないので、「私達の家じゃあないんですよ」と私はつい言ってしまいます。
お金持ちだったら、こんなにせこせこと物をマーケットプレースに売りに出したりしませんよ。
言っときますけどね、確かに敷地はむちゃくちゃ広いですけど、家自体はそんなに大きくないし、家の中は普通なんです。現在は大散らかりです。きっと引っ越す時まで大散らかりは続くでしょう。
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