2023年5月14日

本とDVDと家賃のこと

本が減りました。

「本を買うのを止めたら家が買えるぞ」と言われていたほど本を買っていた私達家族ですが、確かに大量の本がありました。でも、今や5つの本棚は空っぽに近づいています。

まず最初にうちの娘が自分が譲り受けたい本を箱に詰めました。それがダンボール箱3箱分。

先週末には数箱分を古本屋に持って行きましたし、古本屋が引き取ってくれなかった本と雑誌類は全部リサイクルごみ箱に入れました。

日本の文化や歴史などに関する本は、大学に寄付しようと考えていたんですけど、昨日そうした本を買いに来た人が2人いて、たくさん持って帰られました。

一人は合気道に興味がある方で、武道とか武士道とか、そういうものに関する本をたくさん持って帰られました。

もう一人は、何とバスで来られたんですよ。大きな手提げバッグとバックパックで来て、重たい本を持って帰られました。よほど日本に興味があるのでしょう。研究でもされているんでしょうか。

残っている本は、どこかに寄付するか、もらい手が見つからなければ廃棄です。

ということで、本の片付けは終りが見えてきました。

次の難関はDVDです。これまた大量にあるんです。我が家にはDVDプレーヤーがないので見ることが出来ないんですけど、それでも家に置いておきたい大事なものはキャビネットの引き出しにしまいました。

残りは、英語のDVDはチャリティーショップに寄付します。売ればいいじゃあないかとお思いでしょうが、今どきDVDを買う人は少なくて、売ろうとしている人が多いので、売れたとしても二束三文ですから。

日本で買ったものは、日本語の字幕が出たり日本語の吹き替えで視聴できるものですから、売りに出してみます。売れなかったらリサイクルごみ箱行きです。

家の中は少しずつ物が減ってきました。


ところで、昨日は娘も帰って来ましたのでね、引越しの話題になりまして、夫が息子や娘に引っ越す理由を説明したんです。

今回の引っ越しは、この家の持ち主である義妹(夫の妹)がこの家を売りたいと言ったことがきっかけで、夫が通勤しやすい場所に引っ越して夫の目が見えなくなる時に備えることが目的だと、私は思っていたんですけど。

夫の話によると、一番の目的は義妹の家賃収入を最大にするためだそうです。

義妹はまだ40代なんですが、最近仕事を辞めてリタイヤ生活になったんです。それで、投資のために買ったこの家の家賃収入を最大にするために、私達が引っ越すしか無いということになったらしいんです。

最初はこの家を売ると言っていたんですが、この家があるエリアの住宅地の値上がりが激しいので、今売ってしまうのはもったいないということでね、売らずに賃貸に出すことにしたんだそうです。

賃貸に出すと言っても、これまでもずっと賃貸だったんですよ。私達はずっと義妹に家賃を払って来たんです。私はてっきり安い家賃でこの広い家に住まわせてもらっていると思っていたんですが、払っていた家賃は600ドルだったと聞いて驚きました。

600ドルって1週間あたりの家賃ですからね。1ヶ月あたりだと2400ドル以上を払ってきたんですって。24万円ってことですよ。そんなに払っていたとは知りませんでした。

どおりで、いろいろな支払いが重なった月は、暮らしがきつかったわけですよ。歯の治療とか息子の痔の手術とか、排水管が詰まったりヒーターが壊れたり、娘が車をぶつけて新しい車が必要になったりと、余計な出費も続きましたしね。

新型コロナが始まった頃から私はほとんど収入が無いので、そんなに家賃を払ってもなんとかやって来れたのは夫のおかげです。

まあとにかく、不動産屋にこの家の鑑定をお願いしたそうなので、適正な家賃価格が分かって、それが私達が払っている600ドルよりもはるかに高ければ、私達は引っ越すしか無いということなんです。

もしもそれほど違いがなければ、私達が引き続きここに住み続けた方がお互いに利益になるということですけど。

私達が家探しをしているエリアには、家賃が600ドルではなかなか良い物件がありません。700ドルくらい出せば少しマシなのがありますが、そんな家賃を払うとやっていけませんからね。

私は小さなアパートでも平気なんですけど、夫は閉所恐怖症気味なので狭い家は耐えられないと言うし。

勤めているツールショップからは遠くなっても、600ドルでマシな家に住める場所を探すしかないかもしれません。

家探しは難しいです。

たとえ引っ越さないことになっても、片付けと断捨離は今しておいた方がラクですから、引き続き頑張ります。


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