2023年2月16日

夏の一日に思うこと

2月といえば最も暑い時期なのに、先日は寒すぎて薪ストーブに火を入れましたし、ここ数日も長袖シャツにカーディガン、早朝には防寒コートを羽織ったりという異常な気温で。

このまま夏は終わっちゃうんだろうか…

と思ったりしていたんですが、終わっちゃうわけがなかったです。暑くなったり寒くなったり、それも激しく変化するのがメルボルンの天気ですからね。

昨日の朝、銀行に出かけた時にはカーディガンを着ていましたが、帰る頃には汗が出ましたよ。あっという間に暑くなって、気温は33度を超えました。

今日は37度、明日は39度の予報です。

我が家の敷地は、毎年夏には草が枯れて砂漠のようになるんですが、今年は緑の草が生えています。

特にこの部分は草が青々しています。


草を切ったばかりなので良く分かりませんけど、この部分は青々しているだけじゃあなくて、分厚くて大きい葉っぱの草が育つんですよ。

なぜかと言うと、水洗されたトイレの排水を貯めるセプティックタンク(汚水浄化槽)から流れ出る上澄みの汚水を土壌処理するためのパイプが埋めてあるからです。

要するに地面の中に肥料が流れているみたいなもんです。

ここに生える草は美味しいらしくて、カンガルーくんが食べに来ていたのに最近見かけません。元気でいるんでしょうかね。


この写真を撮ろうと外に出た途端に蚊に刺されました。

うちの息子も最近やたらに蚊に刺されると言っています。うちの夫の寝室にも蚊が出ているらしくて、夫は蚊取りランターンを使っているようです。

ついに例のボウフラが蚊になったんだと思いますよ。

先日からおたまじゃくしのことで話題にしている我が家の噴水の水を溜めプールにいたボウフラです。うじゃうじゃいましたからね。

今年はプールにおたまじゃくしが出現したので、水がお湯になっておたまじゃくしが死なないようにと板をかぶせたりして保護しています。だからボウフラも保護されて、無事に羽化したということなんでしょう。


考えてみると、今年の夏は蚊にしてもハエにしても蛾にしても、虫に悩まされることが無かったです。セミの鳴き声もあまり聞かなかったし、アリも見かけませんでした。

肌寒い日が多かったせいでしょう。ヴィクトリア州では大きな森林火災もありませんでした。

世界各地で地震や洪水といった災害が発生し、戦争が続いている国もありますしますし、人々が弾圧されて苦しんでいる国もある。銃の乱射事件や殺人が日常茶飯事のように発生している国もあります。

毎日そういうニュースを読みながら、メルボルンは平和だなあと思いますね。

森林火災や干ばつを除けば自然災害とはほぼ無縁で、平和で安全、自由で人権が尊重される平等な社会です。私達家族は、毎日食べることの心配も寝るところの心配もありません。

恵まれているなあとふと思いました。


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