蒸し暑い日は、我が家でこういった音がよく聞こえます。
うちの娘が蚊を殺している音です。
飛んでいる蚊は手でパチンと叩き殺し、逃げた蚊は殺すまで決してあきらめずに追い続け、壁に止まったところを叩きつぶす。
もちろん壁にはつぶれた蚊の死体が残り、吸血後だった場合は血痕も残る。これをそのまま放っておくのが常であるため、お母さんは「死体を掃除してよ」とか「血を拭き取っておきなさいよ」とか言わずにはいられないのだけど、なんという会話!
絶対に手が届かない階段のところの壁の上の方に逃げた蚊を地団駄踏んで見上げる娘に、スプレーの使用を提案してみたところ、娘はスプレーの使用を拒否。
蚊はあくまで叩き殺すのがモットーであるらしいです。
ところが、虫に弱い息子は、虫に手を触れるような殺し方、ましてや「つぶす」なんてことは絶対にできないのであって、彼は虫を殺すスプレーや毒をいろいろ持っています。ゴキブリ用とかクモ用とかアリ用とかね。
息子は、化学物質の力で殺すのがモットーらしいです。
こういうのは誰でもやっていることですよね。私も近くにやって来た蚊は手でパチンとやるし、スプレーを使うこともあるし、寝室では液体電気蚊取りを使っています。(以前は蚊取りマットを使っていたけど、最近売っていないので。)
迷惑なのは、うちの夫!
夫は、手でパチンもやらないし、化学物質も使わないで、すぐに道具や装置を買ってくるんです。
寝室に蚊が出て困っていた頃、夫が考えた「寝室から蚊を撃退する方法」は、これでした。
現在はガレージに置かれているこの装置、かなり大型です。蚊だけじゃなくて、小さな羽虫や蛾もこの眩しい青白光で引き寄せて、2500Vのグリッドでジャッと一瞬で殺します。もちろん焼け焦げた虫の臭いがします。
こういうの、夏の夜店とかテイクアウェイの店で見ることはありますけどね、
これを寝室で使えるか!
「効果抜群」「最も効果的に蚊を殺す」と夫は言いますがね、真っ暗じゃないと眠れない私が、この眩しい青白光の中で眠れると思うのか!
この装置は、その後しばらく居間に置かれていましたが、私の再三の反対により、現在はガレージに置かれて役に立っています。
次に夫が買ってきたのは、この装置。
写真では小さく見えますが、高さ30センチのランターン型です。
効果的に蚊をおびき寄せるために、眩しい青白光だけではなく、蚊が大好きな二酸化炭素と熱を放出する機能もついているため、ファンが回る音がします。
そして、近づいた蚊を高電圧で殺すのではなく下のところに閉じ込めるようになっています。定期的に溜まった蚊の死体を掃除してください。
これは室内用じゃないだろう!
真っ暗で静かじゃないと眠れない私が、この眩しい青白光とブンブン音(まあ扇風機並みの音だけど)の中で、眠れると思うのか!
思考回路がおかしいんだよ!
ああ…
でもね…
もうどうでもいいんです。私はもう同じ寝室で寝ていませんから。
扇風機の音どころか、蚊取り装置のブンブン音どころか、凄まじいイビキの轟音で睡眠確保は不可能との結論に達していますから。(「イビキ」で検索してもらうと過去のイビキ関連の記事がお読みいただけます。)
ということで、
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