2022年12月11日

アプセットと今年のクリスマス

「アプセット(Upset)」という動詞ですが、「人を動揺させる、苦しめる」「ものごとを混乱させる、ダメにする」「お腹の調子を悪くする」といった意味がありますが、スポーツにおいては「強い相手を思いがけなくやっつける」と言った意味がありまして、名詞として使われる場合には「番狂わせ」という意味で使われることが多いんですけど。

何と言ったらいいのでしょうか、もうホントに今回のワールドカップ・カタール大会は、過去にないアプセットの連続ですね。

準々決勝ともなると、各国チームがベストメンバーでの全力勝負になるわけですから、サッカー大国というんですかランキング上位の強いチームが普通は勝ち進むものですけどね。

クロアチアがブラジルに勝ったのにもびっくりしたけど、モロッコがポルトガルに勝ったのには超びっくりしたわ。

イングランド対フランス戦は、両国の長い歴史からお互い最も闘志を燃え上がらす特別なライバル関係ですし、両国ファンはテレビの前に釘付けとなったことでしょう。

いつもいいところまで行って国民の期待が高まった所で負けるというのを繰り返してきたイングランドに勝って欲しかったけど、「ペナルティーキックに呪いがかけられている」というのが本当なのか、やっぱり負けました。

さて、

残っているのは、アルゼンチン、クロアチア、モロッコ、そしてフランス。

順当に行けば優勝はアルゼンチンかフランスかということになるんでしょうけど、アルゼンチンも今大会サウジアラビアに負けていますしね、何が起きるか分かりませんよ。

さらなるアプセットが期待されます。


ところで、話は変わるんですけど、もうすぐクリスマスだというのに今年のクリスマスがどうなるのか、私は何も聞いていませんでした。

クリスマスの日には、義母(夫の母親)の家に家族が集まるのが恒例です。昨年はドバイ在住の義妹も帰って来て、義母の離婚した元夫とその奥さんの中国人も招待されて、その元夫の弟夫婦も招待されていて、義母の姉もやって来て、総勢15人のクリスマスランチ(ディナー)になりました。

15人も集まると食べ物の準備が大変ですから、それぞれ任された料理を持ち寄ったりもしたんですけど。

先日義母とそのパートナーが我が家に立ち寄ったので、クリスマスのことを聞いてみました。

そうしたら、今年のクリスマスは何もしないと言うのですよ。

うちの夫は、クリスマス前日の夜遅くまで仕事で、翌日も朝早くから仕事だから、クリスマスの日にはどこにも行きたくないと言います。

そこで、私は我が家に家族が集ることにして料理は私が担当でもいいと言ったんです。ところが、これにうちの夫が反対。疲れるからそういうのはしたくないと言うのです。

ということで、今年のクリスマスは普通の一日になることが決まりましたから、私達は家族4人でちょっとしたご馳走でも食べて過ごすんだなと思っていたら、うちの娘はクリスマス前後の1週間、知り合いの夫婦の犬の世話を頼まれていて、その夫婦の家で留守番をすることになっているので帰って来ないと言います。

ということは、夫と息子と私の3人だけ。夫からはご馳走も何もいらないと言われました。

うちの家族は、クリスマスにプレゼントを交換したりする習慣も嫌っていますから、そういうこともしないんです。

近年、私達はホントに何もしない退屈な家族になって来ていますよ。無神論者の私達は、キリスト教を批判しているのにキリスト教に関連するイースター(復活祭)とかクリスマスをお祝いするのはおかしいと言いましてね、何もしないことになって来たんです。

クリスマスって、ほとんどのオーストラリア人にとっては、キリストの誕生云々とは関係の無い、ただの文化的な季節のイベントなんですけど。

お正月も夫は仕事ですから何もしませんし、バレンタインデーなんて商業主義が作り出したことだと馬鹿にして何もしませんし、ハロウィーンにも何もしなくなったし、もうね、本当に楽しむことが無くなっているんです。

家族の誕生日だけはお祝いしますけど。

何だかちょっと退屈です。

寒い日が続いているので、もしかしたら年末年始も寒いかもしれませんよねえ。もしも暑くなかったら、年末に餅つきでもして(餅つき機でですけど)お正月にはお雑煮を作ってみようかなと思ったりしています。

お天気次第ですけど。

だって気温が30度を超えるような暑さの中では、たとえ餅つき機で作るにしても暑さ我慢大会みたいになっちゃって苦しいだけですしねお雑煮も食べる気になりませんから。

先週末に突然真夏日になった後、また寒い日が続き、昨日今日と気温が上がって初夏のような天気ですが、明日からまた最高気温が15度前後という寒い日が続くそうですから、餅つきをするチャンスはあると思います。


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