2022年12月6日

メンタル回復とパラノイア的思考

ワールドカップの日本代表、残念でしたね。

クロアチア戦のキックオフがメルボルンでは夜中の2時でしたから、観戦する体力などございませんのでね、3時頃に目が覚めた時に試合経過をチェックしたら1点先制してリードしていたんですけど、次に起きた時にはPK戦で負けていました。

残念でしたけど、日本代表にはわくわくするサッカーを見せてもらいました。新世代の選手達の今後に期待します。

さて、

メンタルが落ちていた件なんですけど。

先日、フェイスブックでシェアした私のレシピ記事の英語の些細なミスをからかわれたことに端を発する出来事のせいで、落ち込んでいたんですが。

抗うつ薬を飲んでいた頃の私だったら、何かのきっかけで一旦落ち始めると坂を転げ落ちるように悪化してうつの溝(どぶ)にはまり込んだりしていたので、今頃は寝込んでいたかもしれません。

でも、私はやはり良くなったみたいです。

だって、たったの3日でほぼ回復したんですもの。

涙が出て、何もやる気が無くなって、一日だけですけどゴロゴロ寝ていた自分が「バカみたい!」と感じます。そういう状態になったこと自体が信じられない気分です。

私のレシピを紹介するフェイスブックのページをフォローしてくださっている3千人のうちの、たったの4人ですよ。英語のミスをからかったり笑ったりしたのは。

それも実に些細なミスでした。

私の英語を添削して送って来た人もね、悪気は無かったんだろうと思いますし、はっきり言ってその人はちょっと常識はずれ。

貴方ね、もしもどこかで日本人じゃあない人が書いた日本語がちょっとヘンテコなのを読んでね、それを添削して送ってあげようとか思います?普通しませんよ。

他にも英語が間違っている記事があるのでスクリーンショットを送ってあげましょうかとか言って来た人も、同類です。

はっきり言って、その二人は普通じゃない感覚の持ち主ですよ。そういう人達の言動で私がクヨクヨするのも馬鹿みたいな話だなって思いました。

ということで、今ではもうどうでもいいわと思っています。


メンタルが何らかの原因で弱ることは誰にでもあることですが、私はもともと不安が強い体質なので、メンタルが弱って来るとパラノイア的な思考が強くなる傾向があります。

不安が強い体質なのには理由があるのですよ。くり返し精神的に傷つく経験をしたことが原因です。そりゃあまあ生まれ持った性格というのもあるでしょうけど、育つ環境の影響は大きいです。

私は幼い頃に強い不安を感じる環境で育っているんですが、そのために負の要素に対して非常に敏感なのです。

何ごとも一生懸命頑張る子供でしたけど、失敗することや負けることに常に不安を感じていましたしね、頑張っているがゆえに他人からの批判や侮辱などには激しく動揺する子供でした。

挫折も失敗もいろいろ経験して、オーストラリアに来てから理不尽な人種差別を何度も経験したことで、パラノイア的な思考がさらに強くなりました。

アジア人というだけの理由で、バカにされたり見下されたり、不当な扱いを受けても、それに対抗するメンタルの強さが無いんですからね、どんどん萎縮して行ったんですよ。

外出時には、必ずマシな服を着て少しはメイクをしてからでないとスーパーに行くのも怖かったりしたものです。

繰り返し精神的に傷つく経験をしたこと、要するにトラウマのせいで、良くないことが起きるんじゃあないかという強い不安を感じるパラノイア的な思考にとらわれるようになったわけです。

最近はトラウマと結びつくような状況を避けて暮らしていますが、3年前からは抗うつ薬のお世話にもならずに暮らせているのですけど、本当にもうね、しょうもない些細なことがきっかけで突然メンタルがおかしくなることが今でもあるのですよ。

脳みそというのは複雑ですね。脳みそのどこに何がどう作用するのか分かりませんが、いきなり心臓に何かがグサリと刺さるような感覚に襲われたりするんです。

大変苦しくつらいのですけど、今回は短時間で回復できたので本当に良かったです。

このブログを読んで励ましてくださった匿名さん、ありがとうね。


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