2022年12月19日

不幸なセミと夏日

セミの一生が「幼虫7年、成虫7日」で7年7日というのは有名な話です。

幼虫の時期が7年というのはよく聞きますけど、セミの種類にもよるのでしてね、もっと短いセミもいるそうですし、10年くらい幼虫のままのセミもいるそうですよ。

いずれにしても、長い年月を幼虫のまま土中で過ごし、やっと地上に出て来て無事に羽化を終え、成虫になってから1週間ほどしか生きられないというのがセミの一生です。

1週間というのも必ずしもそうではなくて、種類によっては1ヶ月くらい生きるのもいるんだそうですけど。

成虫になったセミのオスは、大きな声で鳴いてメスを呼び寄せ、オスとメスが出会うと交尾をし、メスは産卵します。

こうして子孫を残したセミは、1週間ほどで寿命を迎えるわけです。

ああ…

冬のような寒い日が続いていた先日、朝早く夫を勤めているツールショップに送って行くために車庫に行ったら、立てかけてあった板に赤い目をした緑色のセミがいました。


「あっ!こんなところにセミがいる!」
「ホントだ!気の毒になあ、7年も待ってやっと出てきたらこの寒さ!」


そんなことを話しながら夫を送って行き、40分後に帰って来たら、セミは全く同じところにいました。

身動きもせずに、じっとしていました。

お昼近くになって久しぶりにお日様が出て来た頃、様子を見に行ったらまだそこにいました。わずかに動いていましたけど。

午後に出かけた時にはもうそこにいませんでしたから、樹液が吸える木に飛んで行ったに違いないと思いました。

セミというのは、気温が低過ぎても高過ぎても鳴けないし、活動できないのだそうですね。

暖かかった日に地上に出て来て羽化したら、翌日から真冬並みの寒さが続いたりしてごらんなさい、7日間という限りある命なのに。

そんなことを思っていたら、昨日のお昼頃ですけど、セミの鳴き声が聞こえて来たんですよ。

おお、鳴いてるじゃん!

きっとあの赤い目をした緑のセミだなと思いました。

車庫にいるのを見てからもう数日経っていますからね、もしかしたら違うかもしれませんけど、あのセミだと思いたかったです。

元気に鳴いていました。

2〜3日前から天気が12月らしくなりまして気温も20度を超えています。昨日は24度になったんです。今日は27度になるらしいですよ。

水曜日には30度を超えるらしいですからね、セミさん、良かったねえ。

7日間の命はきっと残りわずか。元気に過ごしてください。


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2 件のコメント:

  1. 見慣れない緑のセミ、なんかグロイ!
    仮面ライダーの顔に見えるのは私だけ?

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    1. 実は、最初は羽化したばかりだから緑色なのかと思ったんですけど、オーストラリアのセミというのをグーグルしてみたらこういう色のセミだと分かりまして。近くで見ると、目が赤いのもあってね、私も不気味だと思いました。「グロい」というのがまさに適切な表現。緑色以外にも、オレンジ色や黄色や、極彩色のもいるようです。

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