メルボルンは多文化多民族都市ですが、メルボルンから離れた東側の地域(Outer Eastern Suburbs)では、私が住み始めた頃はアジア系の人を見かけることはめったにありませんでした。
当時はまだ小さくて非常にショボいショッピングセンター(と呼べるかどうか疑問)だったイーストランド(Eastland)に行っても、めったにアジア系を見かけることはなくて、時々インド系がいる程度で、アフリカ系なんて全くいなかったんです。
現在は、中国人移民の激増でショッピングセンターなんて中華街みたいになっている感があるし、アジア系と言ってもありとあらゆるアジア系がいっぱいいます。
アフリカ系も増えて、めったに見かけないのはアボリジニ(オーストラリア先住民)くらいですよ。
こういう多民族の街では、アジア人だからといってジロジロ見られることなんて皆無なんですが。
つい先日のこと、
ショッピングセンターではなくて、家から最も近くにある小さなスーパーに行った時のことですが、
ジロジロ見られたわあ!
このスーパーは、住民がほとんど白人というエリアにあって、今どき珍しく従業員もほぼ全員白人で、商品はすべて価格がお高めですが、価格よりも便利さの方を選ぶ経済的にゆとりのある住人が買い物に来るので、大手のスーパーに負けて倒産という悲劇を免れているんですけど。
このスーパーで、他の買い物客に顔をチェックされているのを感じました。2〜3秒くらいジロジロ見る人も大勢いました。
何故か?
それはもう絶対に、
私が中国人に見えるからでしょう!
新型コロナウイルス感染者かもしれませんからね。
うちの夫にその話をしたら、「今度はわざとコンコン咳をしてやれ!」と言いました。
人種差別を度々経験している私には、そんなことをして様子を見る度胸はもうありませんけど、ジロジロ見られるのはイヤだと気にせず、ジロジロ見る人達を観察して面白がるのも一興です。
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