必要になる時が来るかもしれない、いつか役に立つかもしれない、保管しておく場所があるのだから別に捨てる必要もないということで、(知人が処分したかった服をもらってあげたりしてのもあって)溜まり続けた服がクローゼットにも箪笥の引き出しにも入り切らず、山積みになってホコリを被っている。
全部うちの夫の持ち物です。
服だけじゃあないんですよ。居間や書斎(勉強部屋)やガレージは、物で溢れかえっています。
私はそういうのが耐えられないんです。世にいう「断捨離」ということをせずにはいられない性分なのです。
家の中がぐちゃぐちゃ散らかっているのが大嫌いだし、使わない物を持ち続けても意味がないですからね、不要だと思ったら処分するのです。まだ使用可能なものはオプショップと呼ばれるチャリーティーを目的に運営している中古品を販売する店に寄付しています。
処分した物が後で必要になって後悔したことが一回か二回くらいあります。でも、その物がなければないでどうにかなるものなのですよ。
物を整理して環境が片付くと気持ちが良いです。心の中が掃除されたような晴れやかな気分になります。掃除もしやすくなって日々の暮らしが楽になるし、何かしようとか何か作ろうという意欲も湧いてきます。
こういう私がね、これと真反対の人と一緒に暮らすのは、
まさに忍耐と諦めの日々!
どうしてこんな物を捨てられないんだろう。何年も使ったことも触ったこともない不要物。私に言わせたら、この先死ぬまで必要になることなどあるわけ無いと思われるガラクタやアレヤコレヤ。
でも、いつか役に立つかもしれない。
必要になる時が来るかもしれない。
もう着ることがないヨレヨレのポロシャツやTシャツでさえも、いつか雑巾として使えるし、汚れる作業の時には役に立つからと言って、私が捨てさせてくれと頼んでも捨てさせてくれない。
これには思い出があるから捨てられないというのは、私にも分かるんですよ。しかしね、何でもかんでも全てを持ち続けることはできないでしょう。
こいういう「物を捨てられない心理」に、整理整頓活動(出したゴミを捨てたり使った道具を片付けたりすることを含む)を避けようとする怠け傾向が加わると、どういうことになるかと言いますよね、
ゴミ屋敷です!
本当に写真を撮ってお見せしたいところですが、さすがにそれはしないけど、二十ウン年間も耐え続け、ついに諦めの境地に入った私にできることは、
せめて自分の居場所だけは片付けてキレイにしておくこと!
キッチンも自分の居場所の一つなんですけどね、昨年の11月からそれは失われておりますので、現在は私が寝起きしている寝室だけが平穏を保てる唯一の居場所です。
だって、居間は片付けても片付けてもすぐに散らかるし、常に大音量でテレビが付いているから行きたくないし。ダイニングルーム兼物置となっているかつての私の仕事部屋は、散らかっていく一方ですからね。
ああ…
私は知っているんですよ。
こういう大散らかり状態がこれまで何とかなっていたのは、引っ越し続きだったから。引っ越しをする度に、ある程度の「断捨離」を行う必要があったのです。
ただし、実際の「断捨離作業」をしたのはこの私。夫はいつも不在でした。
そして、引っ越しがあまりに頻繁だったので、現在のようなレベルにまで物が溜まったりゴミ屋敷状態にはならなかったのよ。
現在住んでいる義妹所有の家に住んで7年目。
恐ろしい状況になっています。いつか誰かが片付けないといけないんですよ。誰が片付けるんだろう。私はしないからな!
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