メルボルンではこれまでそれほど大きく報道されていなかった新型コロナウイルス関連のニュースが、ここに来てラジオ番組なんかでも取り上げられるようになっています。
いつも聞いているラジオ番組でも、今朝の話題は新型コロナウイルスのことでした。
ある専門家が、世界中が過度に反応し過ぎだとか、新型コロナウイルスよりもインフルエンザの死者のほうが遥かに多いんだとか、そんなに心配する必要はないと話していたところ、別の専門家が電話をしてきて批判を浴びせ、大論争になったのを聞きました。
別の専門家は、新型コロナウイルスの致命率はインフルエンザの約20倍だから油断してはいけないと、ワクチンができるまではあらゆる対策を講じるべきだと言っていまして、私は共感しました。
横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号にオーストラリア人の乗客が大勢いて、オーストラリア人の感染者が出たことから、人々の関心も高まったように見くけられます。
オーストラリア人乗客のインタビューを聞くと、次々に増える感染者の数に動揺して、次は我が身と不安に思っている人もいるようですが、多くの乗客はこういう事態になってしまったからにはどうしようもないと、何とかやり過ぎしているようです。
洗濯をするチャンスがなくてキレイな下着がなくなってきたことを面白おかしく話題にする人もいて、不満と不安でストレス一杯という状況ではないようです。
そして、そうした乗客のポジティブさの要因になっているのが、どうやら食べ物のようですね。
船のスタッフは本当に良くやってくれていると感謝する声も多く聞かれますが、何が良いって、まず一番はね、美味しい食べ物が提供されていることのようです。
美味しい食事が、狭い船室に閉じ込められた退屈な我慢の日々の大きな楽しみになっているんですね。
分かりますそれ!
やっぱり食べることって大事!
身体的な健康のために良い食事が重要なのはもちろんですけど、精神的な健康のためにも非常に重要ですよね、食べ物って。
私は、家族が元気がなくなった時やストレスで気分が沈んだ時などは、美味しいものを作って食べさせるようにしていますが、特に甘いものやデザートは効果的ですよ。
いつだったか、うちの息子が精神的にバランスを崩した時に、チョコレートでコートされたアイスクリームの「マグナム」というのがあるんですけど、あれを買って食べさせたらたちまち元気が出たということもありました。
私自身が元気がなくなった時やストレスで気分が沈んだ時に、美味しいものを作って食べさせてくれる人がいるといいんですけどねえ。
それはともかく…
「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客が、美味しいものを食べさせてもらって元気とポジティブさを維持できているという話を聞いて、ちょっと明るい気分になりました。
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