人間モルモットのアルバイトに失敗したうちの息子。(詳しくは「人間モルモットになれず」をお読みください。)
治験のアルバイトだったのですがね、肝臓の値が正常ではないということで、モルモットになれなかったのです。
これを心配したのがうちの夫。
夫には、「ヘモクロマトーシス」という遺伝子疾患「も」ありまして(「も」というのは、他にも黄斑変性症とかいろいろ遺伝子疾患があるので)、息子もこの遺伝子を受け継いでいるのではないかと考えたのです。
「ヘモクロマトーシス」というのは、肝臓や膵臓などに鉄が過剰に蓄積される病気ですが、夫の場合は肝臓に貯蔵鉄が沈着して、詳しいメカニズムはよく知りませんけど、肝炎、肝硬変、肝臓がんを引き起こすのだそうです。
治療としては、定期的に瀉血(しゃけつ)を行います。瀉血というのは、簡単に言うと血の抜き取り。体内から過剰な鉄を排出させるために、鉄が含まれている血液を抜き取る、つまり早い話が定期的に献血に行っているということなんですが。
息子の肝臓の異常値は、おそらく運動不足と偏った食生活による太り過ぎが原因だと私は主張していたのですけど、「ヘモクロマトーシス」も心配なので、ここ2週間ほどさらなる血液検査や超音波検査を受けたりしました。
超音波検査は高かったです。230ドルほどかかりました。
それはともかく…
検査の結果はですね、
私も夫も正しかった!
息子には「ヘモクロマトーシス」という遺伝子疾患が受け継がれておりました。(泣)
定期的な瀉血(あるいは献血)が必要です。
また、息子の肝臓は明らかに脂肪肝で、食生活の改善と運動が必要です。
体を動かすのは、自分の部屋からパソコンのある部屋への移動と、お腹が空いた時のキッチンへの移動、時々おトイレへ、そして夜にパソコンの部屋から自分の部屋への移動と、それだけですからね。
こんな生活で、毎日しっかり炭水化物中心の食生活をしていたら、そりゃ脂肪肝にもなろうというもの。
人間モルモットになりたいのなら、痩せなくてはならないということなのです。
しかしねえ、息子は視力も悪いので、黄斑変性症の遺伝子も受け継いでいるんじゃないかと心配です。アーティストですからね、目が見えなくなるのはつらいですよ。
身体的には、ほぼ私の遺伝子を受け継いだ日本人体型の息子ですが、夫からは病気を受け継いでいたとは、ホントお気の毒。
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