2017年7月24日

ご馳走とは

まだ風邪が全快していないうちの夫、最近元気がないんです。

これまでの経験からすると「うつ期」の前兆に似ているのが気になる。このまま悪化して、また失業ということになってもらっては困るし、今失業されては私達やっていけない!

こういう時は、何か美味しいものを食べさせよう!

ということでですね、夫の好きなものを晩ご飯に並べました。娘からはダメ出しされたけど、20年以上も一緒にいる私なら分かる。夫にとってのご馳走とはコレだ!

  1. 肉を焼いたの(味付けなし)
  2. 蒸した野菜(味付けなし)
  3. じゃがいも料理

肉はローストというのがご馳走の代表ではあるんですけど、ローストの次に大好きらしいラムチョップ(子羊の背骨付き肉)を焼きまして、野菜はニンジン、ブロッコリ、カリフラワーを蒸しまして、じゃがいも料理はクリームとチーズをかけて焼いたのを作りました。

手間がかからないと言えばこれほど手間がかからない料理はないよ!

ついでにマーガリンとニンニクとミックスハーブを混ぜたのをパンに塗って焼いただけのガーリックトーストも作りました。

さあて、夫の反応はいかに?

うわあ、すごいご馳走!

私は娘に囁きましたよ。

「ほらね!」

首をふる娘。

夫は、焼いただけのラムチョップにミントジェリーという歯磨きと酢を混ぜたような味のジェリーを塗りたくって食べておりました。ミントジェリーはベジマイトにも負けない強者です。私だけでなく、娘も息子も口にすることができません!


夫は、肉にも蒸し野菜にも塩もコショウもふらずに食べて、大満足で少し元気が出たのでした。

私にとってのご馳走とはねえ、岡山名物の祭り寿司とか五目おこわとか、ハモのお汁とかユリ根や銀杏の入った茶碗蒸しとか、美味しいお魚の塩焼きとか刺身もいいな、…。

そんなもの、誰も作ってくれません。

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