2017年7月10日

証人として出廷いたしました

昨年「お金をめぐる友人トラブル」という記事にも書いた件ですが、チャリティーイベントを企画したH氏と、そのイベント準備のお手伝いをしたH 氏の友人であったAさんとの間の金銭トラブルは、もつれにもつれ、長引く長引く!

トラブルの詳しいことは「お金をめぐる友人トラブル」という記事を読んでいただくことにして、泥沼の裁判となったこのトラブルの最後の聴聞会が本日開かれまして、Aさん側の証人の一人として、何とこの私が出廷してまいりました。

証人となることどころか、裁判所などに足を踏み入れたのも初めての経験でした。

聴聞会が開かれたのは、ヴィクトリア州の民事裁判所のような存在であります VCAT(Victorian Civil and Administrative Tribunal)というところです。

聴聞室をいくつか覗いてみたところ、いずれも学校の教室程度の広さでしたけど、ちゃんと裁判所の作りになっていて、映画やドラマでよく見る証人席というやつがありました。証人席には聖書も置かれていました。

それを見るなり緊張で手が震えましたが、待たされること3時間、疲れて眠くなってきた頃に突然呼ばれまして、その時には緊張感は全くなくなっておりました。

証人席に着席する前に、宣誓をさせられます。Bible Oath(聖書に対して誓う)か Affirmation(宗教とは無関係に、ただ真実を述べると誓う)かを選択するように言われます。Affirmation の方を選びますと、それでは次の言葉を繰り返してください言われ、宣誓の文言を言わされるのですけど、

もちろん私はしくじりました!

「evidence I shall give」というフレーズを上手く言えなかったんですけど、でもどうでも良いんです。

英語のしくじりは慣れっこなので、もう恥ずかしくもなんともないの。

それに、肝心なのは証言の内容でしょ?

静まり返って、聴聞室内にいる人全員の目が自分に向けられているのもいい気分でしたよ。まあね、ほとんど知っている人達というのもあったのですけど。とにかく、自分が知っている事実だけを述べているので、100パーセント堂々と発言できました。

文法的に正しくない英語を喋ったかもしれませんけど、裁判官(というか審査員?)にも私の言いたいことはちゃんと伝わったはずですしね。

H氏からの反対質問には、つい声が大きく攻撃的な口調になってしまいましたけど。

いよいよ今日の午後には結論が出るのかと思ったら、聴聞会は明日も続くのだそうです。裁判って、時間がかかるね。

とにかく、今日は良い経験でした。

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