2017年7月28日

痛々しいアメリカ

帝国の衰退を日々目にする昨今、あまりの痛々しさに見ていられない。

どうしちゃったの、アメリカ!

かつては、世界のリーダーとして一目置かれていた国じゃないですか。「アメリカ」と聞いて抱く感情は、信頼であったり憧れであったり、畏敬だったり。

それがまあ、今じゃあ…。

トランプが大統領になる日が来るなど、誰が想像したでしょうか。まさかと思っていたら、本当に大統領なっちゃって。

聞こえてくるニュースがフェイクニュースじゃないとすれば、あの国の政府はますます深刻化する混乱と無秩序の中でお先真っ暗じゃあないの。

次々にショッキングなニュースや呆れるしかないようなニュースが報道されていますけど、今朝のニュース「ホワイトハウスの新広報部長スカラムッチ氏の暴言」には開いた口が塞がらなかったわ。

広報部長がですね、メディアのレポーターによ、プリーバス主席補佐官を妄想型精神分裂で情報流出の犯人だと罵り、バノン首席戦略官に至っては「男性器を自分で吸う」などという非常に下品な言葉を使って口汚く罵っているんですよ。

その広報部長に信頼を寄せる大統領自身も、セッションズ司法長官を公然と批判し侮辱しているんですからね。司法長官をよ、司法長官!

まあ、トランプのこうした姿勢は今に始まったことではなく、大統領になってもパーソナリティーを変えようとしていないところはさすがですが。

こういう人を大統領に選んでしまうアメリカ人が、直面している国内の社会問題に思いを巡らせると、悲しい気持ちになりますね。

強く偉大だった国が、地に落ちていく…。

頑張れ、アメリカ。

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