2017年7月13日

ミュージカル「ブック・オブ・モルモン」

ネズミ捕獲戦に変化は見られておりませんので、本日は別の話。

昨晩、メルボルンのパーラメント駅前にあるプリンセス・シアターで、かの有名な大ヒットミュージカル作品「ブック・オブ・モルモン」を観てきました。



その愉快な不道徳性と、かつて例を見ない最も政治的(社会的)に正しくない(Politically Incorrect)内容で、米国のブロードウェーでは切符が売り切れたという大ヒットミュージカル作品です。

音楽も歌も振り付けも俳優たちのパフォーマンスも舞台デザインも演出も照明も、もう全てサイコーでした。大笑いしました。

もちろんこういう娯楽には、我々貧困家庭は手が出ないわけでして、この度の観劇はドバイ在住の義妹(夫の妹)からのプレゼントだったのですけどね。義妹には感謝の一言しかありません。「ありがとう!」楽しかったです。

大人気ミュージカルだけあって、プリンセス・シアターはほぼ満席の大混雑。ショーが始まる前にちょっとおトイレに行こうと思ったって、女子トイレの前には長蛇の列が。席に着こうにも、義妹がいい席を買ってくれていたので(つまり真ん中あたり)、席に着くのも至難の業。

こういう状況は、パニック障害を患い、抗うつ薬のおかげでなんとか大学に通っているうちの娘には地獄そのもの。ショーの前半はパニック発作が起きないようにただ耐えている様子に、お父さんもお母さんも大変心配しました。ショーの後半は、笑っていましたのでホッとしましたけどね。

一方うちの夫はと言えば、早朝の6時前から出勤して忙しい一日を終えたばかりだったので疲れており、ショーの前半は必死に眠気と戦っている様子。幕間の休憩時間に一つ6ドル50セントもする小さいアイスクリームを買って食べた後は、眠気との戦いに敗れてずっと寝ていました。

そして息子は、終始大変エンジョイしている様子でした。

まあね、このミュージカルは、お下品で有名な切り絵風アニメ「サウスパーク」の作者が作ったということで同じテイストですから、息子のユーモアのセンスとも一致したのでしょう。

ああ、楽しかった!

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