2016年4月1日

病気を隠そうとする心理

うちの夫の妹弟および母親は、頻繁に連絡を取り合い(ほとんど毎日)、お互いのことをよく知り、サポートし合う仲の良い家族ですが、夫の双極性のコンディションをどうやら良く知らないようです。

クリスマスイブに仕事を辞めてから3ヶ月以上、未だにほとんど寝ているというこの事実を彼らは知りません。どうやら、ハンディマンとして仕事を始めたと思っているようです。仕事を始めたけれども、実際にはほとんど家で寝て過ごしていることは知らないのです。

夫の家族は、夫に双極性障害のようなコンディションがあるということは知っているはずですが、病気としてどの程度理解しているのかは不明です。ただし、義妹だけは私からのメールで事態の深刻さを理解し、先日は夫に医者に会うよう説得してくれました。

未だにうつ期まっただ中の夫は、好ましくないライフスタイルを続けており、昨夜は(というか今朝)は夜中の3時頃に起き出して居間に下りて行きTV視聴を開始。私は眠りが浅いので、夫が夜中に起き出したりするとすぐに目がさめます。

夜中に面白いTV番組なんてもちろんやっていませんよ。Netflixのせいで、夫はエンドレスにTVドラマを見続けているのです。

「あのねえ、こういうことをしてはいけないって言っているの!夜中に起きてテレビを見れば昼間にまた寝ることになるでしょう?」

私の言うことなど聞く耳を持ちませんから言っても無駄なのですが、一応説得を試みる私です。

双極性障害の治療は、薬物治療と心理社会的治療がおこなわれます。服薬はもう何年も続けているわけですから、今ここで薬の種類や服用量の見直しが必要なわけですし、特に心理社会的治療が必要だと私は確信しているわけです。

特に、妻が何を言っても聞く耳を持たず、親しい家族や友人に本当のことを話さない夫には、プロの医者からの心理教育が必要です。規則正しい生活を意識して送ることは、躁うつと付き合って生きていく上で大きな助けになるはずなんです。

はあああ、毎日疲れます。


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