うちの子供達は、日頃日本語を話すことはまずありませんけど、家の中ではほとんどいつでも日本語で押し通すお母さんのせいで、聴解力だけはバッチリです。
特に娘のサチは、話す方はさっぱりダメなんですけど、しょっちゅう私とおしゃべりしているせいか、ボソボソっと独り言的にしゃべる私の日本語も理解する極めて優秀な聴解力を有しておりますが、今日改めて気づいたんですけど岡山弁もバッチリ理解しているんです。
いえね、岡山弁と言っても、何となく品を感じる南部備前の岡山弁とは違って、私の出身地である備中の岡山弁というのは、言いたくないけど響きが「汚い」として有名でして、同じ地域出身者でなければ理解不能という言い回しや語彙もありましてね、私、普段は比較的標準語に近い日本語を話すようにはしているんですけど、やっぱり岡山弁が出るのよ。
昨夜のこと、煮込みハンバーグを作っていて、グリーンピースを別途に煮ていたんですけど、面倒になってきてたのでハンバーグと一緒に煮ることにしたんです。今までそんなことをしたことがなかったので、それを見た娘があわてました!
「お母さん、なにしてるの!」
「ええっ?このグリーンピースをね、料理するのが面倒くさくなっちゃったから、ええいっもういっしょににちゃれえっと思って!」
「ふうん」
「あんた、今言ったことの意味がわかったの?」
「わかったよ」
「にちゃれえって?」
「うん」
そこからはねえ、岡山弁談義です。私が普段言っている岡山弁の言い回し。娘にはどれが岡山弁でどれが標準語だと区別なんかついていなかったんです。意味が分かっていただけ!
「サチ〜、そういう日本語、よそで言っても通じないからね!」
「そうなの?」
「そうよ、通じないよ!」
試してみます?
- おとうさんもげとるなー
- たのみょーるんじゃけーしちゃりーよ
- よーけーあったのに、もーのーなっとる
- いろーたらいけんゆうたろう
- またうがしたん
- どーすりゃーえんかきーてみい
- ぎょーさんたかってたびょーらあ
- ちゃーちゃーゆーとらんで
- はよーせにゃあ
- いきょーるんじゃねん
- ぐじぐじゆーとらんで
- はしるー
- ちばけとる
- そりゃーおえんじゃろー
- ぐっしー
- もうめげとる
- おかーさんはよーせん
- なによん
- だしときゃーええが
- やいちゃーいけんのん
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