2016年4月23日

女の子が髪の毛を切る心理

昨晩、シャワーを浴びようとバスルームに行き、ゴミを捨てようとして驚きましたよ。ゴミ箱の中に動物がいたかと思って!

茶色い柔らかな毛皮の生き物が、ゴミ箱の中で小さく体を丸めていると思いました。毛皮に手が触れたし、何がいるのかと思ってビクッとしましたが、それは娘のサチの髪の毛でした。

娘は幼い頃から常にロングヘアで、オーストラリアの女の子の最もありふれたヘアスタイルであるオールバック&ポニーテールであった髪の毛を、昨年生まれて初めてミディアムくらいに切ったんです。(切った髪の毛は、がん患者のためのウィッグを作るチャリティ団体に寄付しました。)その後1年経って再び長くなってオールバック&ポニーテールに戻っていたんですが、それを昨晩自分で切ったんですって。しかもショートボブに!

髪の毛を自分で切るなど相当な勇気がいりますよ。女性ならお分かりでしょうけど。しかも、真っ直ぐに切ることが他人の髪の毛でも難しいというのに、自分の髪の毛をショートボブに切ろうと思いつくとは、どういう心理だったんでしょうか。

はっきり言って「髪の毛などどうでも良いわ」というなげやり的心理か、単にまた短くしたくなったけれども我が家の家計を心配してのDIYチャレンジ心理か、または何か気分転換を図りたいような出来事があったのか、お母さんはいろいろ心配してしまうのです。

それにしてもねえ、結構見事に真っすぐに切れているんですよ!ボブの長さは左右で対称ですし、内側にちょっと長いのが所々残っていますけど、自分で切ったとは思えない仕上がりです。

それでも一応、「お母さんがちょっと整えてあげようか?美容院に行きたかったら連れて行ってあげるよ?」と提案しましたら、本人は仕上がり具合に満足しているのかそのままで良いような口ぶりです。

まあ、本人がしたいようにしてやります。

それにしても、髪の毛が短くなったらただでも頭が私の半分くらいしかないのがもっと小さく見えて、手足は長いし、離れてみるとファッションモデルみたいに背が高く見える。とても母子には見えない私と娘です。

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2 件のコメント:

  1. はじめまして。鋭い洞察とユーモア、そして本音で書かれた貴重なブログですね。毎日の更新を楽しみに拝読しています。サチさんは医学部を志望されているのでしょうか。私の娘もこちらの医学部を希望しているのですが、オーストラリアでは医学部の学費がとても高いですよね。経済的に余裕のない家庭でもそのような教育を受ける手段があると、以前書かれていたかと思うのですが、是非どのようなことなのか記事にしていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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    1. 匿名様、コメントありがとうございます。そうですか、いつも読んでくださっているのですか。拝読していただくほどの文章ではございませんけど、読んでいただけて嬉しいです。大学の学費の件は、実はそろそろ書かなくちゃと思っていたんです。近いうちに記事にしたいと思います。

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