夫も息子も娘も皆んなが夏休みである今、朝の5時や6時に起きなくてはならない理由などない私はいくらでも朝寝坊できるはずなのに、私は眠れない。これまで夫が起きていた5時前後に目が覚めることがほとんどで、時には6時前後ということもあるけれど、いずれにしても一旦目が覚めるともう一度寝るなんてことはできない。
夜中に必ず何度か目が覚めるので、睡眠時間はいつでも細切れで、常に寝足りない感じがあるのは普通のこと。こんなのが何年も続いているのだから、私の「万年寝不足」もかなりの重症。それでも何とかやって来たのは、時々昼寝ができるから。大体、午後2時から3時頃に眠くなり上手くすると眠ることができるのだけど、その時間帯に限ってよく見知らぬインド人が電話をかけてくるのですよね。腹が立つったらありゃしない!
昨年末の猛暑でろくに眠れず、疲れもひどいのに昼寝もできず(眠いのだけど眠れない)、医者に睡眠導入剤を処方してもらいに行こうと考えていた矢先の今朝のこと。
いつものように早朝から目が覚めたのだけど、肌寒いくらい涼しかったのが幸いしたか、いつの間にか再び悪夢の世界に引き戻されていました。
毎度おなじみのやつです。朝、仕事(私の場合これが学校)に出かけようとしている私に次々と問題が起きて遅刻は必至という状況になる悪夢です。今朝の場合は、家族の昼ごはんを準備して行かなくてはならないのにそれに時間がかかり、さらにいつものように駐車したはずの場所に車が見つからず…という例のパターン。
でもね、今日に限って私はスーパーウーマンになってたったの1秒で学校に着くという離れ業をやりましてね、見事職員朝礼にも間に合ったのですよ。そして、キッチンから聞こえてくるガチャガチャという騒音で目が覚めたのは、ななななんと8時38分!
まさかの二度寝ですよ、皆さん!
こんな奇跡のようなことも起きるんですねえ。頭の中の靄がすっきりと晴れて遠くまでくっきりと見渡せる感じでね、ああなんと良い気分なんでしょう。睡眠バンザイ!涼しい朝バンザイ!苦労せずに眠れる人には分からないでしょう、この喜び!
そして気づいたのです。もしかしたら昨夜寝る前にベートーベンの交響曲第九番合唱付きを聞いたせいかもしれない。私がこの世で最も愛する音楽。しかも、あの有名なフルトヴェングラーの1951年バイロイトの第九です。そうそう、最後いつもの超速をさらに加速してオーケストラがついてこれなくなってアンサンブルが崩壊するあの第九です。
涼しかったせいもあるかもしれないけどね、ベートーベンのおかげかもしれないって。
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