髪の毛がボーボーでカッパ化していますし、前髪はヘアピンで留めないと目にかかるし、ヘアカットに行きたいんですけど、どうせ誰にも会わないんだからどうでもいいかとも思います。
最近、目まいもフラフラ感もほぼ無くなりましたから、食品の買い物に出かけられるようになりましたし、掃除も洗濯もお料理も普通にやれるんですけど、楽しいことが無い退屈な暮らしでは元気が出ませんよ。
昨年からずっと断続的に続いているロックダウン生活ですが、ヴィクトリア州民の80%がワクチン接種済みになるまでは、感染者が増えたらロックダウンするしかないそうです。
シドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州では、新規感染者が連日1000人前後、昨日は1035人でした。現在陽性の感染者が1万5千人くらいいるそうです。その内の何パーセントかが入院しているんですよね。
患者の多いシドニー西部や南西部の病院は、すでに大変厳しい状況になっているそうですが、症状が重くないので入院せずに自宅で療養していた人が相次いで亡くなっています。
ニュー・サウス・ウェールズ州では、もう感染経路の追跡調査を止めたとか、州政府が感染者に関する詳細なデータを発表しなくなったとか、もしも私がニュー・サウス・ウェールズ州民だったら不安になるような話をいろいろ耳にするのですけど、どうもニュー・サウス・ウェールズ州政府が重点を置いているのは、いかに感染拡大を抑え込むかよりも、いかにして規制を緩めて行くかにあるようです。
毎日の定例会見で発表することも、そっちにフォーカスしているんですよ。
ワクチン接種済みという条件付きですけど、最も感染者が多い地域では家族が1時間までのピクニックができるようにするそうです。それ以外の地域では、家族に限定せず5人までが屋外で集まることができるようにするそうですよ。
公園やビーチでのピクニックを許可すれば、大勢が集まります。ピクニックできるのは同じ世帯の家族だけと言ったって、他の世帯の人達も絶対に大勢やって来るから、公園もビーチも混雑しますよ。すれ違っただけで感染するというデルタ変異種が蔓延している地域で、そういうことを許可するんですか。
そう言えば、昨日は、結婚式もできるようにすると発表しました。
結婚式はゲストの数が5人までだそうで、メイクやヘアスタイリングなどはまだ不許可なんですし、飲食はダメなんですからね、結婚式関連ビジネスはこの規制緩和の恩恵は受けません。じゃあどういう理由で結婚式ができるように規制を緩和するんでしょうかね、毎日1000人の新規感染者が出ている中で。
ニュー・サウス・ウェールズ州政府は保守自由党政権ですから、経済活動を邪魔するようなことはできるだけやりたくないのでして、感染が拡大し始めた時にも対応が遅れ、規制も緩すぎて、もう抑え込むことはできない状態になっちゃっているという話も聞きます。ワクチン接種を進めるしか他にできることは無いらしいと。
労働党政権のヴィクトリア州政府が重点を置いているのは、あくまでも感染者を減らすことです。シドニーのようにならないように頑張りましょうと州民に呼びかけています。
このブログでも度々書いて来ましたが、オーストラリアが厳しい規制とロックダウンをする最大の理由は、公共医療制度を守るためです。
国民全員に対して平等に無料で医療サービスを提供する公共医療制度は、公立病院の数も医師や看護師の数も限られていますから、通常時でも待ち時間が大変なことになっているわけですけど、新型コロナの患者が出たら受け入れ拒否とかそういうことはありえないわけなんでして、必ず受け入れて助けてくれるんです。
しかし、昨年、メルボルンで新型コロナ感染者が爆発的に増えた時には、公立病院が危機的な状態になりました。命に関わらない手術は中止になり、新型コロナ以外の患者に対する医療を限定せざるを得ない状況になったんです。
そういう事もあって、ヴィクトリア州政府が重視するのは感染者をいかにして減らすかということです。だからロックダウンは続くのです。もちろんワクチン接種は進めていますけど、80%はまだまだ先です。
ヴィクトリア州の新規感染者数は、昨日は64人でした。現在陽性の感染者は700人、入院している人が29人だそうです。
この数なら、まだ通常の医療が行えるのです。
ヴィクトリア州は感染者をゼロにすることがまだ可能だとも言われていますが、ゼロにならないとロックダウンが終わらないわけではありません。
感染経路の追跡調査も続けられていますし、連日数万人のPCR検査をしていますし、州内各地で下水検査もしています。下水にウイルスが見つかると、その地域の人々に検査を受けることが求められます。感染者を見つけて隔離するためです。
なんとか感染者が減って欲しいです。
楽しいことが無い暮らしですが、唯一の楽しいことと言えばお料理ですから、せっせと美味しいものを作っては食べて、入院中に激落ちした筋肉をカバーするのに十分過ぎる脂肪が付きました。
体重は完全に元に戻りましたけど、ほとんど動かないのに元に戻ったということはアレですよ、筋肉は落ちたまま脂肪が付いたという最悪のパターンで体重が回復したものと思われます。
しかし、どうせ誰にも会わないんだし、どうでもいいかと思ってしまいます。
四六時中、食べ物のことばっかり考えていて、お料理のアイデアが次々に湧いてくるんですが、カローラがないと材料を買いに行けません。
ですからね、私はついにトラックの運転練習を始めることを決意しました。
早速夫の仕事が休みの土曜日に練習をしようかと思ったら、夫はオープンする新店舗の準備がいろいろあって、お休み返上となりまして。
最も急を要したことは、
冷蔵庫!
昨日の記事「新しい電子レンジ」に書いたように、新店舗のスタッフルームに置く冷蔵庫をうちの夫が手配したんですけど、うちの夫はよく肝心なところでミスをするんですよ。なんと、注文した冷蔵庫は、我が家に届いたんです。
これを貴方、新店舗まで持って行かないといけないんですよ。
しかし、夫はもうトラックは運転できないんです。だから、昨日はスタッフの一人が我が家までやって来て、冷蔵庫を載せたトレーラーを引っ張って持って行ってくれたんですが、いろいろする事があると言って夫も一緒に行ったのです。
帰ってきたのは夕方で、私がトラックの運転練習をする時間はありませんでした。
日曜日の今日も休みのはずだったのに、先週まで勤めていた店舗でスタッフが足りなくなったらしくて、今日もお休み返上だそうです。
ということで、トラックの運転練習は次の休みの日までお預けとなりました。
やると決めた以上、早く乗りこなせるようになりたいんですけど。
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