現在はほとんどフラフラする感じは無くなりましたし、突然フラッと来る不意打ちも減って来ていますし、毎日しっかり食べているせいで体力も付いてきたと思います。少し動いただけで息切れするようなことはもうありません。家事も普通にできるようになってきました。
それは良いんですけどね、実を言うと現在二つの後遺症に悩まされているんです。
一つは手の震え。
私は以前から手が震える体質ですが、それが悪化したと言いますか。
うちの家族は私の手が震えることは十分承知していますけど、そんな家族でも「ちょっとすごいな」と感じるらしい激しさなのです。
お箸で何かを食べる際に最も不便を感じます。少し動いた後だったりすると、食べ物を口に運ぶのにも一苦労という有様なんです。
編み物をするのにも支障があるほど震えます。
パーキンソン病の症状に手の震えというのがありますが、あれにそっくりです。
お箸を使う時は先の方を持つとか、お箸ではなくてスプーンやフォークを使って食べるとか、腕を固定して震えを抑えながら食べるとか、いろいろ工夫していますが、我ながら情けなくなりますよ。
こんなに震えては、ケーキの飾り付けなんて不可能でしょう。先日作ったミルクフランス(パン)にミルククリームを絞り出して入れるのにも苦労しましたから。
もう一つの後遺症は、睡眠問題。
これはね、入院中に睡眠サイクルが狂ってしまったためじゃあないかと思っていましたが、なかなか元に戻りません。元々睡眠が浅くて夜中に何度も目が覚めていたのが、何度も目が覚めるというよりもすっかり目が覚めてしまうのです。
夜中の1時に目が覚めてもう眠れないという日もありましたが、最近は3時頃に目が覚めてしまうことが多いです。今朝は2時に目が覚めました。
当然昼間に眠くなりますが、昼間に眠るとまた夜の睡眠に問題が生じますから、できるだけ身体を動かして何かしながら眠くならないように頑張って、昼寝をしないようにするんです。
そうすると、夜の7時や8時には眠くなりますが、そんなに早く寝てしまうとまた夜中の1時に目が覚めちゃったりしますから、寝るのは9時か10時くらいにするように頑張っています。
それでも、10時頃に寝て12時前にすっかり目が覚めちゃったりすると、もう本当にがっかりしてしまうのですよ。
脳みそのどこかに問題が起きているんですよねえ。あるいは、ステロイド薬の副作用ということも考えられます。
私の回転性の目まいの原因は、右側の前庭神経炎、すなわち平衡感覚のコントロールをしている内耳と脳をつなぐ前庭神経の炎症でした。この炎症の治療のために「Panafcortelone」というステロイド薬を服用しています。
非常に強い薬なので急に服用をやめることが出来ないそうで、現在は徐々に服用量を減らしている段階です。
このステロイド薬の副作用に、睡眠障害や手の震えもあるそうなんですよ。
薬の服用をやめたら睡眠や手の震えは改善するでしょうか。そうなって欲しいです。
ところで、アフガニスタンからのショッキングなニュースが連日報道されていますが、大変心配です。最大の心配は、女性や少女達のことです。
以前、「Learning to Skateboard in a Warzone (If You're a Girl)」(戦場でスケートボードを習う女の子達)というドキュメンタリー映画について書いたことがありますが、この映画は貧困や戦争などの苦境の中で生きる子供達に、読み書きなどの基本的な教育とともにスケートボードを教えるというプログラムを実施しているNGO「スケーティスタン(Skateistan)」のアフガニスタンにおける活動を取り上げています。
タリバン支配下のアフガニスタンで、学ぶことも働くことも禁じられ、外出すら許されず、服装も厳しく制限されて、自由も人権もなかった女性達が、タリバーンの支配から開放された後、生き生きと日々の暮らしや家族について語る様子がとても印象に残ります。
そのアフガニスタンが、まさか再びタリバンに支配されることになるとは。
報道から知る限りでは、現在のタリバンは以前のタリバンとは言っていることもやっていることもかなり違っているようです。以前のような強圧的なやり方では、アフガニスタン国民からも国際社会からも支持を得ることは出来ず、成功しないと学んだのでしょうか。
女性の権利はイスラム法の下に尊重すると言っているようですし、敵対勢力に対する報復もしないと言っていますね。
確かに今のところ、以前のタリバンがやっていたような略奪だとか集団強姦だとか大量殺戮だとか公開処刑だとか、そういう残虐行為が行われているというニュースは届いていませんけど。
何だかニュースサイトを開くのがためらわれるような思いです。
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