2021年8月26日

スーパーで知らない人と大笑い

昨日は娘が仕事が休みで家にいました。つまり私のカローラが家にある日。

ということは、

買い物に行っておかなくてはいけません!

今日から土曜日まではずっと仕事で通勤にカローラを使うと言うので、絶対に買い物に行っておかないと困るのでした。

4日前に買い物に行った時には、運転中に頭を動かすとクラクラして目が回り、少し怖かったんですが、あれから4日も経ってクラクラもそんなにひどくないです。

ちょっとクラクラする程度と言いますか。

スーパーまでのよく知っている道を行くだけですから、昨日は問題無しでした。

4日前には駐車場で車から出た途端にバランスを崩してよろけましたが、昨日はそういうことも無し。治って来たので本当に安堵しています。

先日「後遺症か副作用か」という記事に書いた通り、手の震えと睡眠問題は続いていますが、手の震えは以前からあったし、睡眠問題も長年苦労してきましたので、夜中の3時とかに目が覚めてしまっても、9時頃から夜中の3時まで6時間も寝ているんですからね、1時間毎に目が覚めますけど睡眠が取れていないわけではないので、何とかやれるのです。

ところで、手の震えと睡眠問題以外に、実はもう一つ気になることが起きています。

それは視力の低下。

回転性の目まいで倒れる前と、倒れた後では、明らかによく見えなくなっているんですよ。視力の低下が目まいの原因になるというのは理解できますが、目まいで視力が低下するということがあるんでしょうか。それとも偶然か、気のせいか。

私は2種類の老眼鏡を持っていますけどね、携帯電話など近くを見るための眼鏡ともう少し離れたコンピューターのモニターくらいの距離を見るための眼鏡ですが、どうも焦点が合わなくなっているんですよ。

近いうちに検査が必要だと思いますが、うちの夫のように視力のせいで運転ができなくなったら困るなあと思ったりしています。

そんな昨日、

買い物に行ったわけですが、買い物リストを書いて持って行ったのは良いけど、眼鏡を持っていくのを忘れました。眼鏡がないと買い物リストは見えません。

そういう時のために、LEDライト付きルーペをバッグに入れているんですけど、それを取り出すのが面倒で、私はなんとか買い物リストに焦点を合わせようと腕を伸ばしました。

近いと焦点を合わすのは不可能ですが、腕を伸ばして距離を離せば書いてあることが分かる程度には見えるものです。ところが昨日は、手を伸ばしても買い物リストに書いてあることが識別不能でした。

だからもうね、短い腕をこれでもかと言うほどに伸ばして、顔をしかめるようにして何とか焦点を合わせようとしていたんです。

そこへ向こうからやってきた男性。マスクで顔がほとんど隠れていてもおじいさん(高齢者)だとすぐに分かりましたが、私に話しかけてきました。

「ちょっと失礼ですけど、私が持ってあげましょうか?」
「は?」
「その紙、私が持ってあげますよ」

そう言って、おじいさんは私の買い物リストを指先でつまんで持つ動作をしたんですよ。

「あらあ、あはははは、私は腕が短いものですからね」
「歳取ってくるとね、腕が短いと苦労するんですよ、あはははは」
「うわはははは」

私がこれでもかっていう言うほど腕を伸ばし、顔をしかめて紙を凝視していたのを見て、ちょっとからかいたくなったんですね。

一人でお買い物中だったおじいさんと私は、涙を流して大笑いしました。

ところで、

この腕を伸ばせば何とか見えるというのは、加齢で視力が落ちてきた方には身につまされる話のはずです。大げさな話じゃあなくて、本当に腕がもう5センチ長かったらもっとよく見えるのにと思うことは良くあるんですよ。

しかし、腕は長くなりませんから、眼鏡を忘れないようにしないといけません。


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