2021年8月23日

出費がかさむ娘の買い物

回転性の目まいで倒れて以来、私は食品の買い物に行けなくなっています。

うちの夫は、適性視力が無くなって車の運転ができなくなりましたから買い物なんて不可能ですし、うちの息子に食品の買い物を頼むのはちょっと心配です。

ということで、食品の買い物は、車の運転ができて食品に詳しいうちの娘に頼んでいるのですが、娘には問題があるのですよ。

娘が買い物をすると、私が同じ物を買う場合の1.5倍はお金を使うんです。

食品の買い物をする時にですね、私は特売の商品を狙います。買い物リストは作って行きますけど、お買得価格の野菜や果物や肉類があれば、それらを買ってその週の献立を考えたりします。

品質的に同じような商品なら安い方を選んで買いますし、洗剤のように特売の時にしか買わない商品もあります。

例えば、我が家ではアーモンドを常備していますけど、値段が常に変更されているのを知っていますから、同じアーモンドでも400g入りで買った方が安いか800g入りで買った方が安いかを確かめて、安い方を選びます。

たとえわずかな違いでも、それぞれの商品が1ドル他の商品よりも安ければ、20個の商品を買ったら20ドルの節約になるんですよ。

ところが、その逆もあるのです。

それぞれ1ドル高い方の商品を買ったら、20個の商品を買えば20ドル余分に払うことになるのです。

娘の買い物はそれなんです!

どうも品質の最も良いものを買う方針らしくて。

娘に買い物に行ってもらう時には私のカードを渡すんですけど、どこで何にいくら使ったかを後で調べると、すごい金額を使っているんですよ。アーモンドなんて、わざわざナッツや種を売っている店でスーパーの倍以上の金額を払って買っていたし。

鶏肉を買ってきて欲しいと頼んでいたら鶏を1羽分丸ごと買って来たし、肉が必要だと言っておいたらカンガルー肉を買って来ました。

私はカンガルーも鶏の丸ごとも料理したくないです。

「もうこれ以上娘に食品の買い物を頼むわけには行かない」と思いました。


ということで、ついに昨日は、近くのスーパーまで行ってみたんですよ。倒れて以来、初めて家から出たんです。

まず、玄関を出て車庫まで行くのにふらついたので、少し緊張しました。

じっとしていると目まいは感じないので、運転は問題ないだろうと思っていたのですけど、実際に運転してみたら、

問題大ありでした!

前を向いて運転している分には大丈夫なんです。ところが、健康だと気が付かないでしょうが、運転中にはしょっちゅう頭を動かすんです。右を見たり左を見たりミラーを見たりして、頭も目も動かしまくっています。

頭を左右に動かす度にクラクラしちゃうもんですからね、制限速度以下のノロノロ運転になってしまいました。だって怖かったんですもの。

買い物は問題なかったです。ショッピングカートにずっとしがみついていましたからね、ふらつくこともなくて。ショッピングカートから手を離したセルフチェックアウトのところでふらつきました。「あら、あのおばさん酔っ払ってるの?」という感じのふらつき具合でしたけど、ひっくり返るほどではありませんから、あの程度なら何とかなります。

運転も、スーパーまでのよく知っている道だけなら危険は無いと思いますので、これからは買い物は私が行けると思います。

買い物から帰った時に、お隣りのテイラーさんに会いました。救急車を呼んだ時、懐中電灯を手にして雨の中を道路脇にずっと立ってくださって、やって来た救急車を誘導してくださったと聞きました。我が家の入り口は分かりにくいのです。

大変心配してくださっていたらしく、私が元気そうなのを見て、社交辞令じゃあなくて本当に安心したような顔をされましたよ。

話を聞くと、テイラーさんの奥さんが回転性の目まいで入院したことがあるのだそうです。治るのに6週間かかったそうです。そして、その後も回転性の目まいは度々起きているそうです。奥さんの場合は、三半規管の中の耳石という小さな石が原因なのでしょう。

私の場合は内耳と脳をつなぐ前庭神経の炎症が原因だったので、炎症が治まれば目まいは再発しないと言われました。本当にそうなら不幸中の幸いということなんですけど。

あんなしんどい目まいが度々起きるとは、どんなにおつらいことでしょうか。今の私にはよく分かります。


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