昨日2回目のワクチン接種に行ってきました。
1回目の接種は5月12日。あれから12週間と間隔が大変長かったのですが、アストラゼネカ製のワクチンは、間隔を12週間開けるのが良いとされています。
私はファイザー製のワクチンを希望していたんですけど、アストラゼネカ以外に選択肢がなかったので、夫も私もアストラゼネカのワクチンを接種しました。
その後、オーストラリアの新型コロナワクチンの接種方針は変更され、血栓の問題からアストラゼネカ製のワクチンは60歳以上限定ということになりました。うちの夫は60歳未満なので「どうなるの?」と思ったら、1回目の接種がアストラゼネカだった人は2回目もアストラゼネカでなければいけないのでした。
1回目の時、私は注射をした腕が少し痛くなっただけでしたが、あんなに大きなクマのような身体をしたうちの夫は、接種後に具合が悪くなり、翌日には発熱して身体が痛くて力が出ないと言って寝込んだのですけど、2回目の今回は副反応はほとんどありませんでした。少し寒気がしたそうですが、それは部屋が寒かったからかもしれませんよ。
私は注射をした腕が痛くも痒くもならず、本当に注射をしたんだろうかという感じです。
ところで、
1回目の接種の時は、夫が運転するトラックで接種会場に行ったんですよ。
あれから12週間のうちに、私達の暮らしには大きな変化がありました。うちの夫はもう車の運転は出来ません。遺伝性の黄斑変性症で運転に適性な視力が無いということが分かり、運転免許証を返納しましたから。
昨日は私が運転するカローラで行ってきました。
場所は前回と同じリングウッド(Ringwood)のカラライカセンター(Karralyka Centre)という文化会館の隣りにあるコミュニティークリニックです。
待ち時間無しでガラ空きで、スタッフの皆さんもやや手持ち無沙汰な様子だったんですよ。
「こんなに暇ならどんどん若い人達に接種すればいいのに!」と言った後で気が付きました。
アストラゼネカ製のワクチンは若い人達には使えないんです。若い人達にはファイザー製のワクチンでないといけないんです。でも、ファイザー製のワクチンは十分な量が確保できていないのです。
オーストラリア政府はアストラゼネカ頼みでしたから、それが60歳未満の人達に使えないということになり、接種は遅れているのです。
とにかく、夫と私が2回目を完了し、心理クリニックの受付をやっているうちの娘は医療関係者ということで優先的にファイザー製のワクチンを接種してもらえましたから、我が家は3人がワクチン接種完了です。これで新型コロナに感染しても死ぬことはないはずです。
残る一人は息子ですが、さあて今年中に接種を受けられるかどうか分かりませんよ。
ところで、昨日の記事で私が夫の運転手をやっていることについて書きましたが、昨日はワクチン接種の後、夫の用事のために再び運転手をしたんです。
相変わらず車線変更のタイミングに始まって、この道はナントカ通りであっちに曲がるとどこそこに行くので遠回りになるだの、ああだこうだ、あそこで曲がれ、その後すぐに車線変更してこっちへ曲がって、どうのこうのと、指導がすごいんです!
途中、向こうからやって来たトヨタハイエースが左折して、右折する私の前に割り込んで来て、さらに無理やり車線を変更しようとしたもんだからぶつかりそうになったんですけど、そうしたらもうね、うちの夫はフロントガラスに顔が付くかと言うほど近づいて、その車の運転手をにらみつけながら、中指を立ててFワードどころかCワードを叫ぶんですからね、私はもう笑いをこらえるのに大変でしたよ。
普段は温厚な人なんですけど、豹変します!
ようっし、またブログのネタにしてやろうと思えば、こっちもストレスがたまりません。
ところで、夫の用事は三つあったのですが、その一つは現在開店準備中の新店舗を見に行くことでした。仕事が休みの日くらい仕事を忘れて休めばいいのに。まあ今回は、ワクチン接種の後も元気一杯だったということですが。
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