一週間ほど前に、ある知人女性のMさんからFacebookを通じてヘンテコな動画が送られてきました。
見たこともない女の子が嬉しそうに飛んだりはねたりしている動画でした。
このMさんというのは、家族全員が超優秀で非常に頭がヨロシイという家族の方で、彼らの家には長年テレビというものがなく、余暇は読書や野菜作りやハイキングやモノをクリエイトすることに使っていらっしゃいまして。
彼女自身は今はリタイアされていますけど高校の先生でした。旦那様はコンピューター技師、ご長男はコンピュータープログラミングの天才、二人の娘さんも頭脳明晰です。
早い話が、ものすごく真面目な家族なんです。
そんなMさんが、こんなワケワカラン動画をFacebookで送ってくるというのが、
もうワケワカラン!
一体どういうことなのだろうかと思案していたところ、再び同じ動画が送られて来ました。
何だよこれは!
と思っていたら、
再び同じ動画が送らてきました。
ワケワカラン動画を3回も続けて送ってくるというのは、きっとアカウントを乗っ取られたか Facebook の不具合か何かだろうと思い込んだ私は、そのワケワカラン動画を無視したのですけどね。
実は私、
学校の先生を辞めた後に数年間、彼女の娘さんのうちの一人のBちゃんに個人的に日本語を教えていました。
このBちゃんがですね、
アンビリーバボーな子でした!
来週までにこれを勉強しておくように言うと必ずしていたし、何が凄いって、教えたことは忘れないのです。
覚えたことを忘れないから、どんどん日本語を理解して話すようになりまして、話すだけじゃあなくて書いたり読んだりもできるようになりまして、彼女が高校2年生の時に当時日本に住んでいた私達の家にホームステイした頃には、日常会話レベルの日本語は話せるようになっていました。
岡山市街や県北の田舎にまでJRを使って一人で出かけて行く度胸もあって。
ある日など、抱えきれないほど沢山の桃やネコヤナギの枝を手にして帰宅したことがありましたが、聞くと、岡山市にある有名な後楽園を見に行って、そこで庭園の手入れをしていたおじさんと話をして、そのおじさんが剪定した桃やネコヤナギの枝をくれたのだそうで。
先日のことですが、
Facebookで、このBちゃん(もう30歳を過ぎた!)に女の子が生まれていたことを知りました。生まれたのは一週間前。直ぐに連絡を取ったところ、あのワケワカラン動画は、いたずらでもアカウントの乗っ取りでもなく、Bちゃんの母親であるMさんが、赤ちゃん誕生を彼女の従姉妹に知らせるために送ったものだったと分かりました。
ただし、日頃Facebookを使い慣れていない彼女は、送信を失敗して従姉妹だけではなくメーリングリストの全員に送ってしまったんだそうで。
送信を失敗したと分かって焦ったMさんは、その後さらに失敗して、繰り返し全員に動画を送ってしまったのだそうで。
嬉しかったのよねえ!
いいお母さんになることに疑いの余地がないBちゃん。少し落ち着いたら、赤ちゃんに会いに行って来ようと思います。
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