晩ご飯にチキンのクリームシチューを作りながら思い出しました。(本当はクリームシチューを作るたびに必ず思い出すのですけどね。)
子供達が幼かった頃、一時期日本に住んでいたことがありました。寒い季節になると食べたくなるのがクリームシチュー。ハウスのクリームシチューのTVコマーシャルも始まりますしね。
ということで、チキンのクリームシチューをよく作っていました。子供達の大好物でもありました。
オーストラリアに戻ってからは、ハウスのクリームシチューの素は「すずらん」という日本食品店に行かなければ手に入りませんでした。今でこそ、ほとんどのアジア食品店で売っていますけど。
「すずらん」まで我が家からは車で30分以上の距離でしたので、クリームシチューは別鍋でクリームソースを作ってから混ぜるという方法で手作りしていたんです。
ある日、メルボルンまで行く用事があり、ハウスのクリームシチューの素を買ってきまして、晩ご飯にチキンのクリームシチューを作ったのですが、
子供達は、そのシチューを一口食べるなり大きな声で、
「今日のシチューは美味しいなあ!」
くくく…
子供は全く正直。お母さんは悔しかったけど、確かに私の手作りシチューよりも美味しかったんです。
その後、私の手作りクリームシチューの味も向上いたしまして、ハウスのクリームシチューの素にも負けない味になりましたがね、これを作るたびに思い出すんです。そして、子供達もシチューを口にして言うんです。
「今日のシチューは美味しいなあ!」って。
思い出すたびに顔がほころぶ笑い話です。
美味しさの秘訣は、美味しいストックとしっかり塩味をつけることです。煮込む時にベイリーフは絶対に入れてください。ストックは、私はチキンストックと野菜ストックを半々使います。
クリームソースは、バターと小麦粉と牛乳で作りますが、たいてい作ったクリームソースだけではとろみが足りないんですよね。
その場合は、コーンスターチ(片栗粉はダメ)を牛乳で溶いて加えたほうが、とろみが軽くていいですよ。
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