2018年8月1日

アガパンサス壮絶記

先週耕していた玄関前の一区画ですが、現在中断しています。

と言いますのは、注文していたコンポスト容器が届いたのがきっかけで、そこを耕している時間が無くなったからです。

コンポストというのはご存知のように生ごみや落ち葉などを堆肥化させることですが、市がゴミの減量化対策として通常99ドルのコンポスト容器(容量300リットル)を38.95ドルの割引価格で提供すると言うので注文していたのです。

注文したのがいつだったか忘れるほど待たされて、やっと届いたコンポスト容器。設置する場所は決めていましたが、置いてみると思った通り邪魔になったのがアガパンサス!

ご存知ですか、アガパンサス?

オーストラリアでは、車路や塀に沿ってこれを植えているのを大変良く見かけます。


夏の猛暑にも乾燥にも強くてなかなか美しい花を咲かせるのですけどね、アガパンサスは害をもたらす雑草(Weeds)という扱いの植物なんですよ。

一旦植えたらどんどん繁殖してしまうのです。

これを3〜4株抜かないとコンポスト容器を置けなかったので、私はただ単純に抜こうとしたわけですが、

抜けません!

抜くことは不可能です。

大きなフォークを持って来て根っこを掘り返そうとしたら、フォークのハンドルが折れてしまいました。

ハンドルの折れたフォークとシャベルを使ってガシガシガシガシと掘って掘って、やっと1株抜けました。そこに見えたのは、天空の城ラピュタの根っこ世界。


超太くて硬い根っこからウジャウジャと白い巨大ミミズのように伸びた根っこ、そのミミズ根っこからは細うどんのような根っこをびっしりと張り巡らしているんです。しかも深いところまで!遠いところまで!

さらに、葉や茎には大量の水分が蓄積されておりまして、引き千切ったところからはヌルヌルの臭い液体が噴出します。

全身汗まみれ泥だらけになりながらも(現在は真冬!)とにかく4株ほど抜いて、コンポスト容器は設置しました。しかしね、驚いたことに、掘り返してみたら土が粘土質ではなくて良い土だったのですよ。

ハーブ畑の隣の一区画だし、

このままアガパンサスに占領させておくのはもったいないじゃないか!

ということで、

せめてもう少しアガパンサスを取り除こうと決めたんです、私。

何度も書いていますが、何事ものめり込みやすく、すぐムキになり過ぎて我を忘れる私が、強敵アガパンサス除去に費やした3日間で、どれほどの筋肉痛と腰痛に見舞われたかお察しいただけるでしょうか。


文字通り歯を食いしばって、ひたすら硬い株根っこを掘り、巨大ミミズ根っこを引っ張り抜く。細うどん根っこまでは手が回らないのが悔しいが、泣く泣く妥協するワタクシ。


掘っていると大きな石がゴロゴロ出てきましたので、コンポスト容器の周りに並べました。足りない分は、箱型野菜畑の向こうから運んできて並べました。

石だけじゃなくて、カエルも出てきました。


まだ終わっていませんが、昨夜雨が降ってアガパンサスが濡れているので、今朝は休憩しているんです。


アガパンサスは、我が家の敷地内のいたる所に生い茂っています。根っこを伸ばしてどんどん繁殖し、種も落として増え続けています。

アガパンサスを早く終わらせて、玄関前を耕さないと!


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