2018年9月2日

チーズ作り教室

一週間ほど前、地元のコミュニティーハウスで開かれたチーズ作り教室に参加しました。

こういうのに参加したのは、ここ十年以上で初めてのこと。これまで参加しなかった理由は、もちろん経済的な理由でございます。「しなかった」のではなく「できなかった」ということです。食べるのに苦労しているっていうのに、そんな趣味に費やすお金はないってこと。

このチーズ作り教室は丸々一日かかったんですが、参加費用の100ドルは普通なら絶対に払えない金額。しかし、先日メンタルがおかしくなっていた時、「節約のため何もしないどこへも行かない」暮らしに辟易しましてね、家から出て何かしたいという欲求が抑えられなくなりまして、その勢いで予約してしまったのでした。

しかし、このチーズ教室は楽しかった!

作ったチーズはフェタチーズ、カマンベールチーズ、モッツァレラチーズの3種類で、リコッタチーズの正しい作り方も習いました。

チーズ作りで最も肝心なのは、温度管理です。そして、もうしつこく言われ続けたのが消毒。容器も道具も手も、とにかく消毒消毒!食中毒などが発生すると、先生の今後のお仕事すなわち収入に大影響が出るわけですからね、特に念には念を入れて何でもかんでも消毒させられました。

さて、このチーズ教室でわかったことは、チーズを家庭で手作りすると、お店で美味しいチーズを買い求めるよりもはるかにはるかにお高くつくということ。容器や道具、チーズの種類に応じて必要な菌やカビなどを買い揃えるだけで結構な金額になり、さらにチーズ作りのために必要な牛乳も、普通のスーパーで売っているのではダメだから…、

今後私が家庭でチーズ作りを始めるかどうかは未定です。

フェタチーズは、その日の夜に塩水につけて味付けし、翌日には食べてしまいました。モッツァレラリーズは、作った量が少なかったので、教室で他の参加者と一緒に食べました。シャンペンを飲みながら。

カマンベールチーズは、現在私の部屋の戸棚の中で熟成中です。今朝見たら、白いカビがいい感じにチーズを覆っていました。早く食べたい!

チーズ作り教室があまりに楽しかったので、また何か習いに行きたいなあと思っています。サワードウ・ブレッド作り教室に興味があるのですが、大人気でなかなか予約が取れません。


それにしても、私達家族が現在住んでいるエリアは、ちょっと奥まった道沿いには広い敷地にお屋敷が建っているし、ベンツやポルシェやアウディやアルファロメオなんて車をよく見かけるくらいですから、裕福な住人が多いとは分かっていたけど、チーズ作り教室の参加者の中には、ちょっと話題がねえ、ついていけないというか、そういう方達も復数いらっしゃって。

チーズとかシャンペンとかいうとフランスでしょ?その方達の話題は、フランスに旅した時のお食事とかワインやチーズの話で…。

あと、喋り過ぎかつ途中でコーヒーを飲みに行ってしまった二人組のせいで作業に遅れが出て迷惑だったんです。ホントに、自分中心過ぎて他人に気配りしない人っていますよねえ。

私がチームプレイ、チームスポーツ、団体行動が嫌いな理由がここにあり!


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