2018年8月18日

人生初!赤の他人と口論

土曜日のスーパーは混雑が予想されるので、特に「アルディ(ALDI)」というスーパーはこの日だけの特売品を目当てに時々大群衆が押し寄せたりしますので、できるだけ行かないようにしているんですけど。

今朝、薬屋に行く必要があって、そのついでにアルディ(ALDI)に寄ったのです。

大混雑とは言わないけど、大勢の買い物客でした。

こういう時に、狭い通路に突っ立って長話をする人や商品棚の前にトロリー(ショッピングカートのこと)を置きっぱなしにして商品選びに没頭する人など、他人への迷惑を考えない人がいるんですよね。

しかし、何事も我慢強いワタクシは、辛抱強く待つわけです。待ってもその人が気づいてくれないと「Excuse me」と言って気づいてもらうしかありません。

今朝はもうね「Excuse me」の連発でしたから、私は3つ4つの商品を買うだけのために土曜日の朝のアルディ(ALDI)に来たことをすぐに後悔したのです。

特に特売品がずらりと並ぶ店内中央スペースは混雑していて、そのすぐ横の商品棚のちょうど角の邪魔になる場所にトロリーを停めたまま、延々とハチミツを選んでいる親子(超高身長のスカンジナビア系母娘)がいて、私は次の通路へと曲がることができなかったのです。

人の流れが途切れた時、その母娘の横を追い抜いて曲がろうとしましたら、買い物客の流れに逆らって向こうからやって来たオジサンが見えました。母娘のすぐ横をこっち側に曲がろうとしているオジサン。その横にはもう1台のトロリーがぎりぎり通れるスペースがありましたので、私はそのスペースから通路に入ろうとしたわけです。

その時、オジサンが私に怒鳴ったの。

「TAKE IT EASY! (ゆっくりやれよ!)EASY!!! OK? TAKE IT EASY!!!」

私はね、基本的に臆病者だし、礼儀とか公共の場でのエチケットとかを重んじる人間ですから、自分の行動が誰かの迷惑になったのかもしれないような場合はすぐに謝ります。謝った後で、「待てよ、悪いのは向こうじゃん!」と思うことも多いんですけどね。

入り口からわずか一通路、その場に至るまでの距離をどれだけ辛抱強く「Excuse me」を連発しながら来たことか。混雑している店内で、迷惑な母娘のトロリーを回避して角を回ろうとした所で、買い物客の流れに逆らってきたオジサンが私の顔に向かって怒鳴ったわけです。

ピシッと何かが切れました。

「I AM TAKING IT EASY!(ゆっくりやってるじゃないですか!)」

言い返してきたアジア人のおばさんに切れたのか、オジサンは激昂。

「いや、アンタは突っ込んで来た!」
「突っ込んでなんかいませんよ、ゆっくり曲がろうとしていただけでしょ!」
「いいか!ここは2通行なんだ!こっちへ来るレーンと向こうへ行くレーン!」
「その横にもう1レーン分あるでしょう!私はそのスペースを通ってしか曲がれないでしょ!(母娘の)そのトロリーがそこにずっとあるから」

母娘が口論する私を怖そうに見つめていました。

「とにかくゆっくりやれよ!」
「ゆっくり我慢強くやってますよ!」
「身体が悪い人もいるんだからな!」
「ええええ、私もその一人です!」
「ナントカカントカ!」(英語じゃないから分からない...)
「流れに逆らって行ってるアンタも悪いのよ!」(日本語で言ったから分からなかっただろう…)

結局私の方がオジサン(もしかしたらオジイサン)に道を譲り、先に角を曲がらせてあげました。オジサンは買い物客の流れに逆らってミルク乳製品コーナーの方へ行きました。

そして怖そうに口論する私を見ていたあの母娘は、自分達が迷惑になる場所にトロリーを停めっぱなしだったことが口論の原因になったことに気づいたのでしょうかね。

それにしても、思っていることをその場で吐き出すっていうのは、

いい気持ちだったわ!

日本人ってねえ、こういう状況を回避するために自分に非がなくても謝ったり、我慢することこそ美徳と考えるじゃないですか。

もうイヤだわ、そういうの。


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