オーストラリアでは、学校や各種団体の資金集めのために「トリヴィアナイト(Trivia Night)」というイベントでがよく行われます。
トリヴィア(Trivia)というのはですね、辞書をひくと「雑学的知識」と書いてありますが、簡単に言うとクイズ大会みたいなものです。クイズだけではなくゲームもするようです。
テーブルごとのチームでクイズに答えて得点を争い、優勝チームには商品が出ます。この時、参加者はそれぞれのテーブルでシェアできるような食べ物や飲み物を持ち寄り、もちろん大人はアルコールOKで、飲んだり食べたりおしゃべりしたりしながらクイズやゲームを楽しむのだそうです。
基本的には資金集めが目的ですから、参加者は参加費を払います。ゲームに参加するにもお金を払います。これ以外に、スポンサーを募り、スポンサーから寄付された物品のオークションなども行われるそうです。
ちなみに、オーストラリアでは、小学校でも保護者が参加するようなイベント(発表会とか表彰式、卒業式など)は、夜に行われるのが普通です。
うちの子供達が通っていた小学校でもハイスクールでも「トリヴィアナイト」はしばしば行われていましたが、一度も行ったことがありませんでした。こういうイベントは避けてきたのです。大体、生活に困窮しているような家族には、こういう資金集めイベントに出費する余分なお金なんてないんですから。
でも、昨晩は友人のエクリーさん夫婦の招待で、うちの娘もハイスクールの7年生までダンスを習っていたリングウッド・バレエグループの「トリヴィアナイト」に参加してきました。
私は、お寿司と豆腐とチョコレートのトリュフも作って持って行きました。
しかし、クイズが…
歌手の名前とか歌のタイトル、映画やテレビドラマ、有名人関係のゴシップ、そんなのばっかりだから全然分からなくて面白くないの。
クイズの第1問目が「スパイスガールズのメンバーの当時の名前を答えよ」なんだもの。そんなの分かるわけないじゃん!(知っているのはヴィクトリア・ベッカムだけだけど、当時はベッカムじゃなかったんだし。)
私も参加できたクイズはごくわずかで、「世界の長い川トップ3」とか「これこれの物質の化学式」とか「これこれの国の首都はどこ」とか、そんなのだけ。
しかも、うちの夫が言うには、トリヴィアの司会者が下手クソ過ぎて、クイズ以外の時間が退屈でねえ…。夫が翌日日曜日も仕事があるからという理由で、9時半頃には帰って来たのです。
バレエグループの生徒達も参加していましたよ。小学校高学年くらいの子供達もいましたが、夜遅くまでこういうイベントに参加するのも経験のうちなんでしょうか。
夜9時を過ぎると睡魔が襲ってくる私達夫婦は(特に私は)、こういうイベントが苦手です。
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